夏を快適に過ごせる室内環境づくり&愛犬のお散歩と愛猫の日光浴

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夏を快適に過ごせる室内環境づくり&愛犬のお散歩と愛猫の日光浴

いつもウィズペティをご利用いただきありがとうございます。 7月に入ると、じめじめした梅雨が明けて本格的な夏に突入します。気持ち良く晴れる日が多くなるので、愛犬や愛猫と一緒に爽やかな季節を楽しみたくなりますよね。夏の日差しはペットたちの身体に良い影響と悪い影響の両方を与えます。悪い影響をなるべく避けて可愛い愛犬や愛猫の身体に負担がかからないように生活環境を整えてあげましょう。愛犬のお散歩を快適に楽しむ方法と、愛猫の身体にやさしい室内環境の作り方も合わせてご紹介します。

ペットたちの過ごしやすい環境とは

7月に入ると日差しが強くなり気温がどんどん上昇します。30度を超える真夏日が多くなるので、帰宅するとすぐにエアコンの設定温度を低めにして室内を冷やすオーナーさんも多いのではないでしょうか。でも、人間が心地よく感じる温度とペットたちの身体にやさしい温度には少しだけ差があります。本当にペットたちが快適に過ごせる温度を知っておきましょう。

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◇犬が快適に過ごせる室温

犬は寒さより暑さに弱い動物で、一般的には22度くらいが適温だとされています。でも、全ての犬に当てはまるわけではありません。犬種や年齢によって適温に差があることも理解しておきましょう。実は、愛犬にとって心地よい温度を最も理解しやすいのはオーナーさんです。愛犬が室内で寛いでいるときや寝ているときの様子を観察してみてください。ハッハッという短い呼吸をしていたり、冷たい床ばかり移動していたりするようなら室温が高すぎます。また、子犬や病気の子、老犬などは低すぎる温度で体調を崩すことがあるので注意が必要です。身体を丸めて寒そうにしていないかどうか見守りながらエアコンの温度を調整してください。愛犬と過ごす時間が多いオーナーさんほど、簡単に適温を把握することができると思います。忙しくて時間がないオーナーさんでも、愛犬の様子を注意深く観察すれば快適かどうかを見分けることができるはずです。暑さ対策の一環として大切な事ですので、愛犬と過ごす時間を作って適温を見つけてあげましょう。

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◇猫が快適に過ごせる室温

猫は寒さに弱く暑さに強い動物で、一般的には28度くらいが適温だとされています。オーナーさんが少し暑いと思うくらいが愛猫にとっては過ごしやすいのです。でも、猫の種類や体格などによって適温に差がありますので、愛猫が部屋で過ごす様子を観察しながら判断していくと良いでしょう。適温の見つけ方はそれほど難しくありません。猫は少し暑いくらいであれば見た目に大きな変化はありませんが、移動する場所で判断することができます。猫は自分にとって快適な場所を求めて移動するので、長い時間ゆったり寛いでいるのであれば適温の可能性が高いです。愛猫のお気に入りスペース近くに温度計を置いて適温を把握しておきましょう。部屋中を頻繁にウロウロしているのなら、室内全体が暑すぎます。室温が30度以上になっていませんか?あまり暑すぎると熱中症にかかる危険がありますので気を付けましょう。

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愛犬と夏のお散歩を快適に楽しむ方法

犬が猛暑の中、頑張ってお散歩している姿を見かけることは珍しくありません。そのため、多少暑くても散歩させた方が良いのでは?と勘違いしてしまうオーナーさんも多いようです。でも、これは大きな間違いです。炎天下の中を歩かせることは犬にとって非常に負担が大きいので絶対に避けてください。愛犬と夏のお散歩を快適に楽しむには、時間帯に気を付けることが大切です。お散歩中に役立つグッズについても合わせてご説明します。

◇夏のお散歩に適した時間帯

強い日差しがジリジリと照り付ける日中は、愛犬のお散歩には適していません。直射日光を浴び被毛の下で熱を帯びていく身体、焼けるように熱いアスファルトやコンクリートの上に乗せる肉球。極端な言い方をすれば、これは拷問と同じです。人間に例えると、炎天下の中で毛皮のコートを着込み帽子も被らず素足で歩いているようなもの。想像しただけでもどれだけ過酷な状況なのか理解できると思います。

お散歩に適した時間帯でおすすめなのは、朝8時前までと夕方17時以降です。もし朝からジリジリした天候であれば、地面を手で触って確認してみましょう。温かいと感じるくらいであれば問題ありませんが、数秒触れただけで熱いと感じるときはお散歩を控えてください。場所はアスファルトやコンクリートではなく、芝生のある公園などを選びましょう。涼しい河川敷もおすすめですが、砂利のある場所は避けた方が無難です。地面が混在しているお散歩コースが多いと思いますが、できるだけ草が多いコースの方が快適に歩かせることができます。

お散歩中のお役立ちグッズ

どんなに涼しい時間帯を選んでも、夏のお散歩中は体温が上がりやすくなります。いつでも水分補給できるように愛犬用の水筒を持って出かけましょう。お散歩中にハアハアと暑そうな様子を見せたら、涼しい場所で一休みしながら水を飲ませてあげてください。
近年は夏用のクールウエアが豊富に販売されています。暑さに弱い犬種の場合は、水で湿らせるタイプや直射日光を遮る素材で作られたドッグウエアを着せてみましょう。ただし、皮膚病やアレルギーを持っている子にはおすすめできません。素材が肌に合わなかったり、水分が皮膚に悪影響を与えたりすることもあります。健康な皮膚を持つ愛犬用の暑さ対策として利用してください。

愛猫が快適に日光浴できる室内環境

猫は暑さに強いですが、湿度が高いのは苦手です。日本の夏は高温多湿になることが多いので、室内環境を整えてあげた方が快適に暮らすことができます。手軽に湿度を下げるにはエアコンが便利ですが、猫はエアコンの風を嫌います。特に冷房の風は苦手ですので、利用するときは除湿かドライにしましょう。設定温度は28度以上でなければ、ほとんどの猫たちは身体が冷えてしまいます。

猫の日光浴には多くのメリットがあるので夏にもおすすめです。皮膚の下でビタミンDの素になる成分を作り、身体をなめて毛づくろいするときに少しずつ摂取できます。しかし、日光浴だけで十分なビタミンDを得るのは難しいということが最近になって分かってきました。ビタミン豊富な栄養バランスの良いフードを与えて足りない分をきちんと補ってあげましょう。日光浴には、被毛に潜むノミやダニを除去したり免疫力をアップさせたりする嬉しい効果もあります。昔から猫は日向ぼっこが大好きな動物として有名ですが、これは本能的に身体に良いことを知っているからなのです。

愛猫に快適な日光浴を楽しんでもらうために、夏は少しだけ生活環境を整えてあげましょう。柔らかい日差しを効率良く取り入れられるように、オーナーさんの在宅中は網戸越しで日光浴できる場所を作ります。できる範囲でドアや窓を開け、自然風をたくさん通すことが愛猫の身体に適した暑さ対策です。自然風だけで室温が下がらないときは、エアコンの除湿風が通るように工夫してください。愛猫の身体には当てないように風向きを調節しましょう。

外出するときは、窓を開けっ放しにするとセキュリティ面が心配ですので、エアコンを利用してもかまいません。ただし、愛猫が逃げられるスペースは必ず作ってあげてください。寒くなったら暖かい場所、暑くなったら涼しい場所に自由に移動できると身体に負担がかかりません。夏は飲み水も多めに用意します。愛猫のお気に入りスペース付近に1か所ずつ新鮮な飲み水を設置してあげると水分補給もスムーズです。

7月に入り暑い日が続くようになっても、オーナーさんの工夫次第で愛犬も愛猫も元気に夏を過ごせるようになります。それほど難しいことではありませんので、早めに暑さ対策を行ってあげてください。ペットたちにとって高温多湿の夏は過ごしにくい季節です。できるだけ快適に暮らせるようにやさしく守ってあげましょう。

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