ミネラルウォーターは危険!愛犬と愛猫にやさしい水の種類とは?

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ミネラルウォーターは危険!愛犬と愛猫にやさしい水の種類とは?

10月に入り本格的な秋に突入しました。暑さが和らぎ温度も湿度も丁度良く、愛犬や愛猫にとっても過ごしやすく快適な季節です。穏やかなペットたちの姿を見てホッと一息つける時間が増えたオーナーさんも多いのではないでしょうか。ゆったり過ごせるこの季節は、愛犬や愛猫がいつも飲んでいる「水」について考えてみましょう。私たち人間の身体にやさしい水とペットの身体にやさしい水は全く同じではありません。人間の健康に役立つ水として販売されているミネラルウォーターの中には、ペットの身体に良くない影響を与える種類もあるのです。愛犬と愛猫の身体にやさしい水と、健康維持向上に役立つ水について知っておきましょう。

水道水は良いの?悪いの?

愛犬や愛猫の飲料水として水道水をそのまま与えることに抵抗を感じているオーナーさんが増えています。一昔前の日本では人間も水道水をそのまま飲むのが当たり前でしたが、近年では国民の半数以上がミネラルウォーターや浄水器を利用しているそうです。「ペットにも安全で美味しい水を飲ませたい」というオーナーさんが増えているのは決して悪いことではありません。

オーナーさんが心配されている水道水の品質についてですが、日本の水道水は世界レベルでも安全性の高さはトップクラスです。ペットが一生飲み続けても身体に悪影響が出ることはないとされています。むしろ、喉が渇いたときに新鮮な水をすぐに飲ませることができるので、水道水の方が理想的だという意見も多いのです。水道水を飲ませることに抵抗を感じているオーナーさんは「塩素」のことを心配されているのだと思います。地域によってはカルキ臭の強い水道水で暮らしている家庭も多いでしょう。毎日飲むものだから、臭いのない美味しい水の方がペットも喜んでくれるような気がしますよね。でも、残念ながらペットたちはそれほど気にしてはいません。喉が渇いたときにたっぷり飲むことできればペットたちは満足なのです。これは、動物が本能的に「味や臭いより水分補給」を優先しているからだとされています。日本の水道水に含まれる塩素の量は厳しい安全基準を全てクリアしているので安心して与えてください。ペットたちにとって水道水は有害な雑菌を取り除いた安全性の高い飲料水です。

ミネラルウォーターは危険!愛犬と愛猫にやさしい水の種類とは?

ミネラルウォーターの危険な落とし穴

日本は飲料水の味や成分にこだわる国なので、世界各地から様々な種類のミネラルウォーターが輸入されスーパーやドラッグストアなどで販売されています。水の産地や製法によって口当たりやミネラルの量が違うので、自分の嗜好や健康状態に合ったミネラルウォーターを買い続けている人も多いでしょう。もし、同じ水を愛犬や愛猫にも与えているのなら、ひとつだけ確認してもらいたいことがあります。それは「水の硬度」です。ペットボトルやパッケージに書いてある表示を確認してください。ペットが飲んで安全な水は「硬度が低い軟水」です。できれば「60mg/l以下(日本の水道水の平均)」のミネラルウォーターを選びましょう。硬度が高いミネラルウォーターはペットの身体に悪影響を与えてしまうからです。

硬度の高さは含まれているミネラル成分の多さに比例しています。ペットたちにミネラルを過剰に与えると、代謝しきれず体内に蓄積されてしまいます。そのミネラルが結晶化したときに発症しやすいのが、結石や腎臓機能の低下です。人間と比べて犬や猫は腎臓機能が弱いので、硬度の高いミネラルウォーターは絶対に避けなければなりません。人間の健康や美容に役立つ水がそのままペットたちの身体に良い影響を与えるとは限らないのです。ペットにミネラルウォーターを与えたい場合は、国産の軟水を選んでください。身体への吸収も早いので、速やかに水分補給することができます。

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話題の水素水はペットの健康維持向上に役立つ水

ペットの身体に適した水は、身近な水道水か硬度が低い軟水ミネラルウォーターです。水道水は蛇口をひねるといつでも飲めますし、軟水ミネラルウォーターもスーパーやドラッグストアで簡単に購入することができます。いつも利用しているのなら、そのまま与え続けても問題ありません。でも、さらに愛犬や愛猫の身体にプラスの影響を与えたいのであれば「水素水」を利用するのもおすすめです。

水素水は人間の健康維持向上や美容に効果的な飲料水として人気が急増している種類の水です。簡単に説明すると、水に水素を溶け込ませて濃度を高めたものが「水素水」と呼ばれています。水素に味はないので、原料の水と同じ味になります。肝心の効果についてですが、まだ医学的には証明されていません。しかし、水素水に高い抗酸化作用があるというのは事実です。高酸化作用が高い食品や飲み物が「体内のサビを防ぐ」ということは、すでに常識になりつつあります。水素は、サビの原因となる悪玉活性酸素に結びつき、無害な水として排出してくれる物質です。つまり、水素を多く含んだ水素水は普通の水よりも体内のサビを防ぐ効果が高く期待できるということになります。

ペットたちの体内にも人間と同じように悪玉活性酸素があります。年齢を重ねると肉体的に衰えて病気を発症しやすくなるのは、悪玉活性酸素によって体内のサビが増えてしまうからです。これは、老化現象のひとつなので完全に止めることはできません。でも、水素水を飲むことで老化による影響を穏やかにし健康状態を改善させることも不可能ではありません。実際、体質改善や病気治療の一環として水素水を取り入れる動物病院は着実に増えてきています。

愛犬や愛猫の健康状態や老化予防を考えて、すでに水素水を取り入れ始めているオーナーさんも増えています。これから取り入れたいと考えている場合は、必ず「ペットの身体に適した軟水」が原料の水素水を選んでください。小さなペットにおすすめなのは、小分けになっているアルミパウチタイプです。開封して放置すると水素がどんどん抜けてしまうので、飲み切りサイズを購入し開封したらすぐに飲ませてあげましょう。ペット用として販売されている水素水には、ミネラル成分ゼロの身体にやさしいタイプもあります。

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身体にやさしい水と健康維持向上に役立つ水を取り入れましょう

愛犬と愛猫の身体を作っている成分で最も多いのは水分です。命の源となる成分だからこそ、身体にやさしくて安全性の高い飲料水を与えてあげましょう。10月は食べ物が美味しくなる季節なので、お気に入りのフードやおやつと一緒に添える水にも気を配ってあげてください。特にドライフードを食べているペットたちにとっては、いつでも新鮮な水が飲める環境を維持することがとても大切です。どんなに栄養バランスの優れたフードを食べていても、体内の水分が不足するとたちまち体調不良に陥ってしまいます。

ミネラルウォーターの間違った認識が病気の引き金になってしまうことも覚えておいてください。近年の良質なペットフードにはミネラル成分が豊富に配合されているので、ミネラル不足より過剰摂取しないように気を付けた方が良いとされています。もし、ペットに硬水ミネラルウォーターを与えているのなら直ちに水道水か軟水に変えてください。ペットの体調管理や健康維持向上のために、水素水を取り入れるのもおすすめです。硬度の低い水素水は身体への吸収が早いので、病気の治療中や回復期にも有効だとされています。品質の優れた軟水から作られた水素水であれば、担当の獣医師から反対されることはまずありません。でも、病気の治療中に取り入れるときは、予め報告しておいた方が無難です。ペットたちがいつまでも元気で若々しく過ごせるように「身体にやさしい水」と「健康維持向上に役立つ水」をたっぷり取り入れてあげましょう。

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