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2月といえば、まだまだ寒さ対策が欠かせない季節です。人間は防寒対策のために衣類や暖房器具を使いますが、ペットたちはオーナーさんの力を借りなければなりません。野生の動物たちは、自らの本能に従って厳しい寒さを乗り越える方法を行います。でも、人間と暮しているペットたちは選ぶことができません。室内にいれば保温対策が万全だと思われがちですが、実際のところ危険なものも非常に多いのです。人間と全く同じ環境では体調を崩してしまうこともあります。ペットの身体をやさしく守れる冬用お役立ちアイテムを上手に取り入れてみましょう。

ペットが快適に過ごせる適温とは?

ペットたちの身体にやさしい温度は人間と少しだけ違います。まずは、ご家庭のペットが快適に過ごせる適温を覚えておきましょう。


◇犬が快適な室温:15度~25度(20度前後が理想的)
適温の幅が広いので驚いたオーナーさんも多いのではないでしょうか?お気づきの人も多いと思いますが、これは犬種によって体感温度や保温力が違うからです。北国原産でダブルコートの犬種であれば、室内での保温対策はほとんど必要ありません。一方、南国原産の犬種は20度を少し下回っただけでも震えることがあります。ミックスや雑種の子でも、地肌を見るとコートの種類が分かるので確認してみてください。
秋の換毛期後、皮膚のすぐ上に綿毛状のアンダーコートがびっしり生えるのなら寒さに強いダブルコートの犬種です。被毛をかき分けてみて、すぐ地肌が見える子はシングルコートです。でも、ダブルコートでも寒さに弱い犬種もいますので、ご家庭の愛犬が寒がっているなら室温を少し高めにしてあげましょう。

◇猫が快適な室温:18度~28度(20度~23度くらいが理想的)
人間と同じくらいか少し高めが猫にとって快適な室温です。長毛種は短毛種より比較的寒さに強いことが多いようです。猫は室内空間を自由に移動できる身体能力を持っています。軽くジャンプするだけで温度が高い場所へ移動できるので、あまり神経質にならなくても大丈夫でしょう。ただし、子猫や老猫など身体が弱い子の場合は室温管理で体力温存をサポートしてあげてください。人間が快適だと思える室温で寒がっているようなら、少しだけ室温を上げた方が良い場合もあります。
猫の場合は、室内温度に気を配るよりも快適に温まれる場所を作ってあげることがポイントになります。猫のライフワークである「日向ぼっこ」は身体を温めると同時に被毛の雑菌や害虫を防ぐ効果がありますので、移動しやすい場所に日光浴スペースを作ってあげましょう。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

ペットにおすすめの冬用品

ペットの防寒対策は、エアコン暖房やホットカーペットなどの人工的な暖房よりも、効果的に保温をサポートできるアイテムを使うことをおすすめします。ストーブやコタツなどが好きなペットも多いですが、長く入り浸ってしまうと皮膚が乾燥しやすくなってしまいます。オーナーさんが目を離している間に脱水症状を起こすこともありますので、目の届く範囲で短時間だけ使用させた方が安全です。

ペットの保温対策におすすめなのは、ふんわりと身体を包み込んで保温するタイプのペット用インテリアです。ペットが快適に過ごせるのであれば人間用でもかまいません。愛犬と愛猫におすすめの冬用お役立ちアイテムをご紹介します。


◇中綿入りのインテリア(マット・ベッド・室内用ハウス)
空気をたっぷり含んだ中綿入りのインテリアは保温効果が抜群です。家電による暖房と違い、ペット自身の体温でゆっくりと自然に保温することができます。新しく購入する場合は、外側生地に通気性が良いリネンやコットンを使用したものがおすすめです。静電気が起きづらくペットの皮膚や被毛にもやさしいので探してみてください。
安価で手に入りやすいフリースやマイクロファイバーが表面に使われているタイプも保温効果があります。ただし、静電気も起きやすいので気を付けましょう。ペットが乗る部分にはコットンのタオルやシーツをかけるとパチパチを防ぐことができます。汚れたときもパッと交換できて洗濯すれば良いので衛生的です。
ペット用品にこだわらず、人間用のインテリアや寝具もどんどん利用してください。外側生地が肌にやさしい天然素材の座布団やクッションはペットたちの保温対策にもぴったりです。ペット用インテリアが手に入りづらいときは、是非お試しください。


◇冬用ペットウエア
愛犬を散歩させるときは、寒さに弱い犬種であればドッグウエアが必要です。特に、シングルコートの小型犬は寒さに弱いので保温効果の高いドッグウエアを着せてあげてください。冬は、気温が低いだけでなく雪や地面の氷水が身体に付着して体温を著しく奪ってしまいます。
寒い日のお散歩におすすめのドッグウエアは、中綿入りで撥水加工を施してあるタイプです。見た目が可愛いふわふわしたタイプは、温かそうに見えますが水分が付着しやすく汚れやすいという欠点があります。寒くても雪や雨が少ない地域であれば、セーターやモコモコ系の防寒ウエアでも大丈夫でしょう。
冬用ペットウエアはどのタイプも静電気が起きやすいので、湿度が低い日は静電気防止スプレーを併用するとパチパチ不快感を抑えられます。人間の衣類用やヘアスプレーは避け、ペット用のブラッシングスプレーを使ってください。お散歩前に軽くブラッシングしてから着せてあげると静電気の発生を防ぐことができます。

◇乾燥した皮膚を保護するクリーム
冬は湿度が低いのでペットたちの皮膚と被毛が乾燥しやすくなっています。肉球を一生懸命なめてお手入れしていても、ガチガチに硬くなってしまうことも少なくありません。愛犬や愛猫のグルーミングをするときは、ペットの皮膚にやさしい保護クリームでお手入れしてあげると乾燥を防ぐことができます。
市販のペット用クリームでおすすめなのは、ミツロウが主原料の肉球クリームです。ミツロウには高い保湿効果と皮膚の保護効果がありペットがなめても無害なので、安心して使うことができます。犬や猫は臭いに敏感なので、無香料のものを選ぶと間違いありません。
人間用のものでは、ドラッグストアなどで手に入る「ワセリン」がペットの皮膚ケアに役立ちます。ワセリンの特性は、皮膚の上に塗っても何も浸透することなく外からの刺激を効果的にブロックすることです。ラップで覆ったようにしっかりガードすることができるので、皮膚本来が持つ再生力をアップさせてくれます。ワセリンは人畜無害で安全なので安心してお使いください。アレルギー疾患のある子でも、純度の高い「白色ワセリン」なら皮膚の保護クリームとして使うことが可能です。

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あったかアイテムと安全な皮膚ケアでペットを守りましょう

厳しい寒さを乗り越えるには、室内飼いのペットたちにも保温対策が必用です。人間が暖かい服を着て冬用寝具で休んでいるのに、ペットだけが春夏と同じでは体調を崩してしまうこともあります。若くて健康な子が暖かい室内で暮らしているのなら、それほど気を使うことはありません。でも、子犬や子猫、病気がちな子、体力のないシニア世代は室内での保温状態が体調管理に少なからず影響します。意外と気づかない皮膚の乾燥には、ペットがなめても安全なものを使い、オーナーさんのやさしい手でケアしてください。冬の寒さと乾燥を身体にやさしいあったかアイテムと皮膚ケアで守ってあげましょう。

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