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4月に入ると日中の気温がぐんぐん高くなり、ペットたちの換毛も盛んになってきます。この時期は一年の中で最も抜け毛が多くなるので、換毛対策に頭を悩ませてしまいますよね。でも、大変なのはオーナーさんだけではありません。ぽかぽか陽気の日が多くなると害虫や雑菌が繁殖しやすくなります。抜け毛だらけで温度と湿度の高いペットの皮膚は、害虫や雑菌にとって格好の繁殖場になってしまうのです。ペットの被毛と皮膚に合ったアイテムを上手に使い分けて、怖い皮膚トラブルから守ってあげましょう。

愛犬の換毛について

換毛期に大量の被毛が抜けるのは、綿毛状のアンダーコートを持っているダブルコートの犬種です。でも、シングルコートの犬種でも抜け毛の量が多くなることがあります。長く愛犬と暮らしていると「もうすぐ抜ける時期になる」と予想できると思いますが、初めて愛犬と冬を越したオーナーさんは去年の秋の抜け毛を目安にすると良いでしょう。シングルコートの犬種でも抜け毛が多かった子は春にも大量に抜ける可能性が高くなります。

◇愛犬の換毛対策はブラッシングとシャンプーが基本

愛犬の換毛対策の基本はブラッシングとシャンプーです。こまめなブラッシングをすることで皮膚に残った死毛を取り除きながら適度な皮膚マッサージを行うことができます。ブラッシングで取り除けなかったフケや死毛は、シャンプーできれいに洗い流しましょう。

ただし、換毛期は皮膚がダメージを受けやすくなっているので注意が必要です。全身シャンプーは月3回くらいまでにした方が愛犬の皮膚に負担がかかりません。皮膚病の治療などで獣医師からシャンプー回数を増やす指導を受けていない限りは極端に増やさないようにしましょう。抜け毛が多くてどうしてもシャンプー回数を増やす必要がある場合は、シャンプー剤を付けずにお湯のみで汚れと死毛を洗い流すと皮膚への負担が軽減できます。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

愛猫の換毛について

猫もダブルコートとシングルコートの種類に分けられますが、種類によっては被毛の抜け方に差が出ることもあるようです。家の中だけで暮らしている場合は、生活環境によって換毛期の反応に差が出ることもあります。ご家庭の愛猫が春と秋に抜け毛が多いのなら、きちんとした換毛対策が必要です。

猫は毛づくろいがライフワークなので、被毛が大量に抜ける換毛期は毛玉を体内に貯め込みやすくなります。オーナーさんのやさしい手で換毛をサポートし、愛猫の負担を軽くしてあげましょう。

◇愛猫の換毛対策はブラッシングのみが基本

水に濡れることを嫌う子が多いので、換毛対策の基本はブラッシングになります。お風呂好きで健康な子であれば、月に1~2回くらいシャンプーしてあげるのも良いでしょう。ただし、無理強いは決してしないようにしてください。ストレスが原因で体調を崩してしまうことがあります。皮膚がデリケートなので、人間用のシャンプーを使ってはいけません。動物病院で推奨している猫用シャンプーなど信頼できる安全なタイプを選びましょう。毛が短い種類の猫は基本的にシャンプーの必要がありません。汚れや抜け毛が目立つときは、ブラッシングした後に、お湯で濡らしてから固く絞った温かいタオルで拭いてあげてください。拭き終わったら、乾いたタオルで残った水分を取り除いて仕上げます。嫌がらなければドライヤーで乾かしても良いでしょう。

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ペットの換毛対策おすすめアイテム

換毛対策の必須アイテムと言えばブラシですよね。色んなタイプのブラッシングアイテムがありますが、使い方を間違えると愛犬の皮膚を傷つけてしまうこともあります。ご家庭のペットに合ったアイテムを選んで気持ちよく換毛を促進させてあげましょう。

◇スリッカーブラシ

毛玉や死毛を取り除くための専用ブラシです。綿毛状のアンダーコートが多いペットに使用します。シングルコートのペットには必要ありません。プロご用達の優れものアイテムですが、使い方によっては皮膚を傷めてしまうので注意が必要です。ペットの皮膚状態が悪い場合は避けてください。初めて使うときはトリマーや獣医師の指導を受けましょう。慣れると便利ですが初心者オーナーさんには難易度の高いアイテムです。

◇ピンブラシ

長毛種のペットに使いやすいブラシです。クッション地に先の丸いピンが付いた形状なので、皮膚への刺激も軽減できます。ペットへの負担が少なくもつれた被毛をほぐすことができるので、ブラッシングが苦手な人にもおすすめです。

◇獣毛ブラシ

ペットの被毛と皮膚にやさしい天然毛のブラシです。短毛種・長毛種の区別なく全ての種類の犬猫に使えます。木の柄に獣毛を植え付けたブラシは天然素材なのでブラッシング中の静電気が起きづらく、被毛のお手入れだけでなくマッサージ用にもおすすめです。適度な刺激で血行を促し被毛を艶やかにする効果があります。

◇コーム

金属製のペット用コームは、毛のもつれをほぐしたり毛束を取り分けたりするときに重宝します。毛玉があると引っかかるので、ざっくり梳かさず少しずつ取り分けながらコーミングしましょう。被毛をかき分けやすいので、皮膚の状態をチェックしたいときにも役立つアイテムです。粗目と細目が両方使えるタイプのコームを用意しておくと、ブラシで届かない細かい部位の被毛も丁寧にお手入れできます。

◇ファーミネーター

ダブルコートのペットのアンダーコートを抜き取るための専用アイテムです。換毛期のときに大量に抜ける綿毛状の死毛を効率良く取り除くことができます。びっくりするほど大量に抜くことができますが、使いすぎには気を付けましょう。ファーミネーターは、あくまでも「抜けかけた毛を抜くアイテム」です。抜きすぎるとペットの皮膚にダメージを与えてしまいます。軽く撫でるように使い、グルーミングの時間は短時間で終わらせましょう。

◇ラバーブラシ

短毛種のペットに使いやすいアイテムです。柔らかいゴム製なので皮膚にやさしく、死毛やゴミを効率良く取り除くことができます。肌触りがソフトなので、ブラッシングが苦手なペットには特におすすめです。使い終わったら丸洗いできるので、清潔に使い続けられるというメリットもあります。

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ペットに適した方法とアイテムで換毛対策をしましょう

皮膚と被毛のケアが必要な換毛期には、ペットに適した方法とアイテムでやさしく換毛をサポートしてあげましょう。室内にペットの抜け毛が散らかっていたら、こまめに掃除を行い雑菌の繁殖を防ぐことも大切です。掃除機を丁寧にかけて取り除くことがほとんどだと思いますが、それでも部屋のあちこちに残ってしまうことも少なくありません。特に、カーペットに落ちた抜け毛はからまって取り除きにくいですよね。そんなときは、ゴム手袋をはめてカーペットをこすってみてください。びっくりするほど簡単にペットの抜け毛が取れますよ。フローリングの床に散らかった抜け毛対策には、フローリングシートをこまめにかけることで清潔に保つことができます。布製のファブリックなどに抜け毛がたくさん付着してしまう場合は、マルチカバーをかけて防ぐ方法もおすすめです。近年では、ペットの毛が付きにくい製品も多く販売されています。4月はペットもオーナーさんも大変ですが、一緒に頑張って換毛期を乗り切っていきましょう。

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