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5月に入ると気温と湿度がぐんぐん上昇し、ペットたちも元気いっぱい遊び回れるようになります。梅雨入り前の今だからこそ、のびのびと遊ばせてあげたいですよね。でも、この季節はペットに怖い病気を媒介する蚊や皮膚疾患の原因になる害虫も活発になるので気を付けなければなりません。気持ち良い季節を思いっきり楽しんでもらうために、虫除け対策をしっかり行っていきましょう。ペットの身体に安全で効果的な虫除け対策方法とお役立ちアイテムをご紹介します。

ペットの健康を脅かす害虫の種類とは?

◇フィラリア

蚊が媒介する糸状の寄生虫です。蚊が動物の血を吸うときに体内に入り込み、肺動脈や心臓に寄生します。成虫のメスでは30センチもの大きさになり、宿主となった動物の体内を蝕み続け、死に至らせる確率が高い恐ろしい寄生虫です。メスは宿主の体内でミクロフィラリアを生み続けるので、接触した他の動物にも次々と感染していきます。犬だけの病気だと思われがちですが、猫への感染も報告されるようになりました。日本に住んでいる限り、蚊の脅威から逃れることはできません。徹底した予防対策を行っていきましょう。

◇ノミ・ダニ

ペットの種類を問わず感染しやすいのが「ノミ・ダニ」です。被毛におおわれた皮膚の上は適度な温度と湿度があり、ノミとダニが繁殖しやすい状態になってしまいます。ペットが身体を痒そうにこすりつけたり、足で掻きむしるようになったりしてから、初めて気づくオーナーさんが多いようです。気付かないうちに大量に寄生されてしまうこともあり、その場合は深刻な皮膚疾患を引き起こしてしまいます。ペット自身が掻くことでさらに皮膚状態が悪化するケースが多いので、ノミやダニが付かないように予防することが大切です。

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ペットの身体に安全な虫除け対策とは?

人間の害虫駆除対策は、害虫に殺虫剤をかけたり肌に防虫スプレーを湿布したり、非常にストレートなものが多いですよね。室内まるごと駆虫できる噴煙殺虫剤を使うこともあります。でも、その中にはペットたちの身体に良くない影響を与えてしまうものが少なくありません。人間用の防虫スプレーの成分が肌に触れただけで皮膚疾患を起こしてしまったり、殺虫剤を吸い込んで体調を崩してしまったりすることもあります。ペットたちの身体は人間よりずっとデリケートに作られているのです。ペットに安全な虫除け対策でやさしく守ってあげましょう。

◇室内空間の虫除け対策

①殺虫より駆虫

ペットの身体に安全なのは「殺虫より駆虫」を優先させる方法です。殺虫剤の成分にはペットの身体に良くない影響を与える成分が含まれていることが多いので、購入するときに成分をチェックしなければなりません。殺虫剤をペットに向けてかけるオーナーさんはいないと思いますが、殺虫剤成分が残った物を舐めてしまう危険を考えると使わない方が安全です。

②外からの害虫は玄関でシャットアウト

室内に害虫が入りづらくすることで、殺虫をできるだけ行わずペットの身体を守ることができます。お散歩から帰ったときに汚れを落とすことはもちろん、玄関を清潔に保つことも大切です。外から持ち込む可能性のある害虫は、ここで大幅にシャットアウトできます。オーナーさんや家族の靴や持ち物に潜んでいることもあるので、玄関できちんと払い落す習慣をつけましょう。害虫が活発な時期は家に入り込みやすいので、玄関掃除もこまめに行います。

③虫除けアイテムを利用する

窓や建物の隙間から入り込む害虫は、虫が嫌がるアイテムを使って虫除け対策していきましょう。例えば、レトロなイメージの蚊取り用品にもペットに影響のないタイプが販売されています。人間用のものは煙と成分が犬や猫に合わない製品もありますが、犬猫共通で使えるタイプなら安心ですよ。ペットは煙を嫌がることが多いので、煙が少ない(あるいは出ない)タイプを選ぶと良いでしょう。他にも、虫が嫌う超音波やハーブなどで駆虫効果を高めたアイテムもあります。近年じわじわと人気が出ているのが、ニームという防虫効果の高い樹木を原料にした駆虫アイテムです。犬や猫だけでなく、小動物全般にも安心して使えるほど安全性が高いので、種類の違うペットを多頭飼いしているご家庭は取り入れてみてはいかがでしょうか。

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虫除け対策におすすめのペットアイテム

◇犬用の虫除けアイテム

犬の虫除け対策はシャンプーとブラッシングをこまめにするのが効率的です。虫除け効果のあるスプレーなどをトリミングに取り入れると、さらに高い効果が期待できます。人間用の虫除けスプレーは犬の皮膚に合わないことがあり、体内に入ってから良くない影響が出ることもあるので避けましょう。ハーブなどの天然由来成分を配合して防虫効果を高めた犬用スプレーが販売されていますので、ご家庭の愛犬に使いやすいタイプを取り入れてみてください。ただし、健康状態によっては良くない影響が出ることもあります。皮膚の弱い子に使いたいときは、動物病院で相談してから推奨されている製品を使いましょう。
他にも、ドッグウエアや首輪などに虫除け効果を施したアイテムが販売されています。お散歩中でも元気いっぱい遊び回れるように用意してあげるのもひとつの方法です。でも、首輪を壊してしまうやんちゃな子や服を着ることが苦手な子には向きません。オーナーさんの判断で上手に使い分けてくださいね。

◇猫用の虫除けアイテム

猫の虫除け対策には、ライフワークの日光浴と毛づくろいが欠かせません。愛猫が自然に寛げる過ごしやすい生活空間を維持できるアイテムを利用してみてください。家の中だけで暮らしている子でも蚊にさされたりノミやダニが付いたりすることがあります。愛猫のお気に入りスペースに虫が近寄りづらくするために、ペット用の蚊取り線香などを利用すると良いでしょう。煙が少ないタイプであれば、愛猫へのストレスも少なく害虫駆除することができます。
ペット用の虫除けスプレーを使うのも効果的ですが、猫は精油(エッセンシャルオイル)の成分を分解できない体質です。猫の身体に悪影響が出ない天然ハーブ由来の虫除けアイテムを選ぶ必要があります。毛づくろいのときになめて口に入ることも多いので、必ず「猫用」を使うようにしましょう。猫用の表記がない「ペット用」の場合、ティーツリーなどの精油が含まれている製品も多いので気を付けてください。

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予防薬を使うときは動物病院を受診

室内空間を清潔に保ち防虫アイテムを駆使しても害虫が多い時期には防ぎきれないこともあります。フィラリアやノミ・ダニ駆除には専用の予防薬を取り入れるのもおすすめの対策方法です。特に、フィラリアに感染しやすい犬は予防薬の投与を強くおすすめいたします。猫の場合も、フィラリアに感染してしまったら死亡率が低くありませんので、健康状態の良い子は予防薬を取り入れてみてはいかがでしょうか。フィラリアだけでなく、ノミ・ダニの予防薬も高い効果があります。

フィラリアやノミ・ダニの予防薬はネットでも販売されていますが、素人判断で気軽に取り入れるのは大変危険です。予防薬は、ペットの種類や体格、健康状態を正しく判断してから投薬しなければなりません。使うときは動物病院を受診して、ご家庭のペットに適した安全な処方を受けてください。

ペットの身体を害虫の脅威から守ってあげましょう

ペットの身体に深刻な悪影響を及ぼす害虫からしっかり守ってあげられるのはオーナーさんだけです。ペット自身の力だけでは守り切れません。生活空間に害虫がいるのは、オーナーさんや家族にとっても不快なことですよね。家族とペットが安心して暮らせるように虫除け対策を行い、恐ろしい害虫から守ってあげましょう。

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