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8月は1年の中で最も暑さが厳しくなります。ペットたちの暑さ対策を頑張っているオーナーさんも多いのではないでしょうか。暑さとの闘いで大変な時期だとは思いますが、夏は「気になる音」「不快な音」も多い季節です。よく耳を澄ませてみてください。寒い季節よりも色んな音が聞こえませんか?ペットたちは、人間とは違う音の世界で暮らしているそうです。オーナーさんの声がどのように届いているのか、不快だと感じるのはどんな音なのかを知っておきましょう。今回は「ペットが聞いている音の世界」について解説いたします。

◇犬の耳に届く音の範囲

立ち耳や垂れ耳など、色んな形を持つ犬たちの可愛い耳。犬種によって形は様々ですが、聴覚には大きな差がないと推測されています。でも、範囲になると大きな立ち耳を持っている犬種の方が少しだけ聞こえやすいようです。外に出ているのは「外耳」という部分で、周囲の音を集める役割を行います。立ち耳なら外耳を片方ずつ聞きやすい方向に動かすことができますが、垂れ耳ならあまり意味はなさそうですよね。 犬には人間より4倍も広い範囲の音が聞こえているそうです。例えば、人間が10m先の音をやっと聞くことができるのに対し、犬は40m先の音まで容易に聞けることになります。愛犬と暮らし始めた頃に、驚くほど小さな音が聞こえていることに驚いた経験はありませんか?オーナーさんや家族が帰宅したときに誰よりも早く玄関へ走っていったり、はるか遠くから呼ぶ人の声に反応したりと、色んな場面で音に対する反応の早さを確認することができます。

◇犬が聞こえる音の周波数

音は空間に起きた振動によって生まれ、1秒間の振動回数を表した数値が「ヘルツ」です。この数値が高ければ「高音」低ければ「低音」として耳に届きます。人間が聞こえる領域は「20~20,000ヘルツ」くらいなので、その領域外の音を聞きとることは困難です。犬は「40~65,000ヘルツ」くらいの音が聞こえるとされています。低音域はそれほど変わりませんが、高音域は人間の3倍以上です。この聴力を上手に利用したのが「犬笛」です。遠くにいる愛犬に向けて犬笛を吹くと、他人に気付かれず呼ぶことができます。普通の家庭で暮らしている愛犬たちも、何も音がしないときに反応することがありますよね。もしかしたら、彼らだけに何かしらの音が聞こえているのかもしれません。 また、犬は人間と比べて不快に感じる音も多いとされています。低い音のする家電や工事の騒音などは、人間より強く不快感を覚えている可能性があります。急に響く雷や花火は特に嫌いです。ドライヤーも嫌いな音の分野に入ります。シャンプー後はタオルドライを念入りにして、ドライヤーは短時間で済ませてあげましょう。

◇犬の聞き取り能力

犬は人間と同じようにはっきり音を聞き分けるのが難しいとされています。言葉に当てはめると「母音」は聞き取りやすいですが「子音」の区別が得意ではありません。「散歩に行こう」と声をかけても「あんおいいおう」という聞こえ方になってしまうのです。それなら、シンプルに「散歩」と言った方が分かりやすいですよね。声をかけたときに愛犬が首をかしげるのは「何を言っているのか分からない」ので、よく聞くために耳の角度を変えているからです。そういう仕草を見せたときは短い言葉でシンプルに伝えてあげましょう。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

猫が聞いている音の世界

◇猫の耳に届く音の範囲

猫は五感の中で「聴力」が最も優れている動物です。耳介の筋肉が発達しているので、広い場所の中から音源を素早く特定できます。捉えられる音の範囲は、20m先にいるネズミの足音を聞き分けられるくらいだそうです。「場所・方向・距離・音源」の特定能力が優れているので、耳を少し動かすだけで周囲の様子を音の情報から把握することができます。オーナーさんが帰宅してバッグを床に置き、自分がいる部屋に近づいてくる…という行動などは、愛猫は一歩も動かず簡単に分かってしまうのです。

◇猫が聞こえる音の周波数

猫が聞き取れる周波数は「30~65,000ヘルツ」くらいだとされています。この値は人間の3倍以上。高音域が半端なく広いですが、これは小動物が発する高い鳴き声を聞き取るために発達したと推測されています。猫には好きな音と苦手な音があり、大きく分けると「高い音は好き・低い音は嫌い」です。低い音は人間より少し聞こえづらいので、オーナーさんが聞こえる「低い音が出るもの」に気を配りましょう。生活音で多いのが「家電が唸る音」です。特に、突然鳴り始める音は大嫌いなので、愛猫のお気に入りスペースに冷蔵庫を設置するようなことは避けた方が無難です。掃除機などモーターをフル稼働させる家電の音も嫌われます。

◇猫の聞き取り能力

音に対して敏感な猫ですが、人間の言葉を理解するのは苦手なようです。猫は、人間の声も「音の一種」として聞いています。ですから、オーナーさんの行動パターンと発する声を「音」として結び付けている可能性が高いのです。愛猫に話しかけるときは、同じ行動と同じ言葉を繰り返すことが有効だとされています。ご飯を持って行くときは、愛猫に与える前に必ず「ご飯」と聞かせてあげましょう。粗相をしたときは「ダメ」と低い声で叱ると「いけないこと」だと伝わりやすくなります。複数の単語を一度に覚えられる確率は低いので、短い言葉で話しかけてあげてくださいね。

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