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ぽかぽか陽気に包まれて草木が芽吹く気持ちの良い季節が到来しました。可愛い愛犬や愛猫と穏やかな時間を過ごしながら春を満喫しているオーナーさんも多いのではないでしょうか。お散歩していても室内で寛いでいても快適なので、ペットたちの行動も活発になってきます。穏やかな春は他の季節に比べて過ごしやすいですが、アレルギー発症率が高い季節です。今月は、ペットのアレルギー対策について見直してみましょう。

春にアレルギーを発症しやすいのはなぜ?

◇春の屋外はアレルゲンがいっぱい!

穏やかな陽射しの下でお散歩する時間は、オーナーさんにとってもペットにとっても楽しいひととき。足元を緑に彩る草木の香りを感じながら「ああ、春らしくなった」と嬉しくなってしまいます。でも、その草木の中にはペットの身体に不快感を与えるアレルゲン(アレルギーの原因物質)が無数に潜んでいるのです。緑の中だけではなく、アスファルトの道路や土の上など至る所に散らばっています。若くて健康体のペットなら、緑いっぱいの芝生で寝転んでも問題ないかもしれません。でも、あなたのペットは1年に約3才も年を重ねているのです。去年と同じ体調だとは限りません。いつも通りのお散歩コースを歩いているだけで、ある日突然アレルギーを発症してしまうこともあるのです。

◇春の植物と小さな虫たちがアレルギーの原因
人間と同じようにペットたちも植物の花粉でアレルギーを発症します。中でも多いのは「ブタクサ」による皮膚アレルギーです。ブタクサは、早春から初秋にかけて生える植物なので、4月に入る頃からアレルギー症状に悩まされるペットが増えます。暖かくなって活発になるのは、ペットたちだけではありません。草木の中に潜むノミやダニも活動を開始します。どちらも酷いアレルギー症状を引き起こす虫なので特に注意が必要です。

◇ペットの身体を屋外のアレルゲンから守るには?

お散歩後にペットが体のあちこちを痒がる様子を見せたら、アレルギーを発症した可能性があります。いつもと様子が違うと思ったら、早めに動物病院を受診しましょう。症状が軽いうちは塗り薬で緩和することもあります。怖いのは、少しくらいの痒みなら問題ないと考え放置してしまうこと。ペットは、痒い場所に爪を立てて掻き続け悪化させる子が多いからです。そうすると、皮膚が深刻なダメージを受けてしまいます。気づいたときには、皮膚が赤くなり被毛が抜け落ちてしまうケースも少なくありません。痒みを少しでも抑えることで、悪化を防ぐことができます。
お散歩から帰宅したらペットの身体を洗ってあげるのも効果的なアレルギー対策です。アレルギーの症状が軽いうちは、全身をぬるま湯で丁寧に洗うだけでも高い予防効果があります。外出中に付着した汚れは、お湯だけでもかなり洗い流すことができるからです。シャンプー剤を使うのは、動物病院の指示がない限り2週間に1回くらいのペースにしましょう。散歩へ行くときにアレルギー予防効果のある服を着せるのも有効な方法です。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

食品アレルギーのペットが急増しているのはなぜ?

◇ペットの大好物にもアレルゲンが潜んでいる可能性大

アレルゲンは食べ物の中にも潜んでいます。近年は食品アレルギーに悩まされるペットが急増しているので、食事内容を見直してみましょう。食品アレルギーは、アレルゲンが蓄積されて発症するケースが多いのです。今まで何の問題もなく食べていた食品が、ある日突然アレルギー発症を引き起こすケースも少なくありません。例えば、ペットが大好きな市販おやつ系です。愛犬や愛猫用に買い置きしているペット用おやつのパッケージを確認してみてください。保存料や香料など、風味を長期間持続させるための合成添加物が含まれていませんか?実は、合成添加物は体内に蓄積しやすいアレルゲンなのです。少し食べるくらいなら問題ないことがほとんどですが、長年食べ続けているなら早めに対策を考えましょう。

◇安全だった食品がアレルゲンになる可能性もある

食事とおやつの両方に気を配っていても食品アレルギーを発症することもあります。完全無添加の総合栄養食品であっても、その中にアレルゲンとなる食品が混じっていることがあるからです。ペットも人間と同じように特定の食品にアレルギー反応を起こすケースが増えています。意外かもしれませんが、アレルゲンとなる食品の中で最も多いのは肉類です。ドッグフードに使われることの多い牛肉や鶏肉が特に高い傾向があります。食品アレルギーを発症すると、外出の有無を問わず皮膚に痒みが発生し、嘔吐や下痢などを伴うことも少なくありません。食事関連のアレルギーは、動物病院を受診し、獣医師指導による食事改善が必須となります。アレルゲンを特定するための検査を受けることも可能です。
ペットも人間と同じように様々なアレルギーを発症します。特に、年齢を重ねたシニア世代は体内にアレルゲンが蓄積していることが多く、高齢になってから苦しむペットが急増しているのです。去年の春に何の影響もなかった植物や食品が今年も安全だとは限りません。お散歩後や家の中でのペットたちを観察し、様子がおかしいと感じたら早めにアレルギー対策を始めることをおすすめいたします。可愛いペットたちの身体を怖いアレルギーから守ってあげましょう。

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