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梅雨の時期は危険がいっぱい!大切なペットの身体を徹底ケアしよう

6月は湿度が非常に高くなる梅雨に入ります。じっとり肌に貼り付くような湿った空気は、人間だけでなくペットたちにとっても不快です。お散歩中に得られるはずの爽快感が減って不快感が増大し、室内で日向ぼっこを気持ち良く楽しめる日も激減。どんより曇った日や雨が続くと、ペットの気分も落ち込みがちになってしまいます。さらに、梅雨は「食中毒」「皮膚疾患」が多発する危険な時期です。身体の外側と内側の両方から徹底ケアしてあげなければ、体調を崩しやすくなってしまいます。梅雨の時期は、不快感と危険を乗り切るための予防対策を徹底しましょう。

身体の外側からペットを守る予防対策


◇食べ物と飲料水の管理を徹底して食中毒予防

梅雨は食中毒が非常に起きやすい時期です。カビや細菌は、適度な温度と多湿で勢いよく増殖します。食べ物や飲料水は、常に新鮮なものを与えるようにしましょう。食事が終わったら速やかに片づけ、食べ残しがあっても迷わず捨ててください。唾液が付いたフードを放置すると、あっという間に腐敗が進んでしまいます。梅雨は「食べ物がもったいない」という考えを切り捨てるくらい徹底した方が安全です。たった一口の食べ残しのために、大切なペットが苦しむことになるかもしれません。食事が終わったら食べ物を全て処分し、食器を洗って乾燥させましょう。留守がちで食事管理が難しい場合は、自動給餌器(ドライフードのみ)がおすすめです。その際、1回の食事量を少なめにして回数を増やすと、食べ残しを防ぐことができます。飲料水は自動給水器を利用し、置き水に雑菌が繁殖するのを防ぎましょう。

◇寝床やおもちゃを清潔に保ち皮膚疾患予防

犬や猫は、寝床やお気に入りスペースに食べ物を持ち込む習性があります。食べた後におもちゃを噛んだり、顔を寝具に擦りつけたりすることも多いでしょう。このとき、口元から食べかすや雑菌が移ってしまいます。梅雨の時期は雑菌の増殖スピードが加速し、あっという間に不衛生な状態になるので要注意です。寝具にはタオルをかけて定期的に交換し、おもちゃは汚れが目立つ前に洗いましょう。ペットの皮膚は人間より薄くてデリケートなので、雑菌やカビが付着すると皮膚疾患を起こしやすくなります。一度発症すると再発することが多いので、予防することが何よりも大切です。雑菌やカビの温床になる場所には、ノミやダニなどの害虫も付きやすくなります。全てペットの身体に悪影響を与えるものばかりなので、寝床とお気に入りスペースの衛生管理は徹底しましょう。

◇雨の日の散歩は控えた方が無難
愛犬を散歩させる時間に雨が降っている場合は、延期した方が無難です。濡れた地面が滑りやすく歩きづらいだけでなく、雨水や泥が跳ねて身体が汚れてしまいます。ペットにとっても気持ち良い状態ではないので、できる限り雨の日の散歩は避けましょう。散歩が大好きで、その時間になったら騒ぐ子も多いですよね。その場合は、レインコートなどを着せて身支度を整え、玄関まで連れて行ってみてください。外へ出るのを嫌がったら、すぐに散歩を中止しましょう。ペットにとって「外へ出してもらえない」と「外へ出たくても出られない」は違うので、理解してくれる子が多いようです。そのまま躊躇なく歩き出す場合は、短時間だけ散歩させましょう。帰宅後はかなり汚れていると思いますので、お風呂などで汚れを洗い流し、しっかり乾かしてください。すぐに洗えば、お湯のみでほとんどの汚れを除去することができます。お散歩の度にシャンプー剤を使うと皮脂を取りすぎてしまうので、汚れが目立つ部分のみに使いましょう。アレルギー疾患などで病院から処方されたシャンプーがある場合は、主治医の指示に従ってください。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

身体の内側からもペットを守ろう


◇コミュニケーションでストレス発散

お散歩の習慣がある子は、外出できない日が続くとストレスが溜まりがちになってしまいます。気分転換のために困ったいたずら行動を起こしてしまう子もいるようです。このとき、ただ叱りつけるだけではストレスが増大してしまいます。お散歩で使う予定だった体力を室内で発散させてあげましょう。室内運動をさせるときは、ペットが好きなおもちゃを使い、一緒に遊んであげると効果的です。お散歩は大好きなオーナーさんと一緒に外へ出かけて遊ぶことができる楽しい時間なので、家の中でも同じように体感させると効率が良くなります。運動できるスペースが少ない場合は、ペットが得意なトレーニングも取り入れてみてください。肉体と脳の両方を適度に働かせることで、程よい疲労感が得られるようになります。

◇愛猫の運動不足と食欲低下に要注意
猫はお散歩をする習慣がない場合が多いですが、梅雨の時期は室内にいてもメンタルが弱くなりやすいとされています。日光浴しながら毛づくろいできる機会が減り、窓の外を見れば大嫌いな雨が降り続く嫌な景色ばかり。水や湿気が苦手な猫にとって、梅雨ほど嫌いな季節はないかもしれません。メンタルが弱くなると運動量が減って食欲が落ちてしまうので、新陳代謝も下がりやすくなります。これが原因で発症しやすいのが、水分不足による泌尿器系の病気です。愛猫が飲む水の量や、尿の状態を毎日チェックするように心がけてください。尿量や色に変化が見られる場合は、動物病院で診察してもらいましょう。愛猫のストレスを和らげるには、室内の温度と湿度を快適に保つことが大切です。エアコンを使うときは、冷房ではなく除湿(ドライ設定)を利用しましょう。冷風が愛猫の身体に当たると、泌尿器官だけでなく他の内臓にも良くありません。猫は暑さに強く寒さに弱い動物なので、部屋を冷やしすぎないように気を付けましょう。

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犬の慢性腎不全、症状と治療法、病気との向き合い方とは?


■慢性腎不全とは?
腎臓には、体の中の老廃物をろ過して尿とともに排出する役割があります。
その腎臓が機能しなくなると、老廃物をうまく排出できなくなってしまい、最終的には尿毒症を引き起こすこともあり、命にかかわります。
犬の腎不全には、ある日突然発症し、腎機能が急激に低下してしまう「急性腎不全」と、数ヵ月~数年かけて腎機能が低下し、徐々に悪化していく「慢性腎不全」があります。
慢性腎不全は老化とともに発症することが多く、高齢犬に多い病気です。
非常に発見しにくい病気で、腎臓の75%以上が機能しなくなってから、症状が現れ始めるといわれ、異変に気づいた時にはすでに末期だった。というケースも珍しくありません。そして、失われた腎機能は回復することはなく、進行していく病気です。
いち早く愛犬の異変に気付き、治療を開始することが大切です。

■症状は?
早期に現れる症状として、
・水をたくさん飲む
・尿が薄くなる
といったことが挙げられます。

そして病気が進行していくと、
・口臭が気になる
・食欲がなくなる
・痩せてくる
・頻繁に嘔吐するようになる
・歯茎の色が薄くなる
・元気がなくなる
といった症状が現れます。

早期発見のためには、日頃から飲水量のチェックやおしっこの色をチェックして、いつもと違うと感じたら動物病院へ受診されることをお勧めします。
また、普段より定期的に血液検査をし、健康状態を把握しておくことも大切です。

■治療方法
いくつかの治療方法がありますが、主に効果的とされているのが食事療法です。
慢性腎不全は、腎臓に負担をかける、リン、ナトリウム、たんぱく質などを制限する必要があります。いくつものフードメーカーから腎臓をサポートするフードが出ていて、同じメーカーでも味や成分などが違う数多くのフードがあります。愛犬の味の好みや獣医さんと相談の上、愛犬に合うフードを与えましょう。
また、症状が進行してくると食欲がなくなってくるため、フードを食べなくなってくることがあります。そんな時は、手作り食を与えてみるのもいいかもしれません。
しかし、積極的に摂取したい食品、できれば避けたい食品など、様々な制限があります。それらを考慮したうえで手作り食を考えるのは大変手間がかかるのも事実です。最近は獣医さんが出版している、病気の犬への手作り食のレシピ本があります。そちらを参考にしてみるのもいいのではないでしょうか。
食事療法の他に、吸着炭の投与、皮下輸液、点滴治療、様々な経口薬の投与など薬物治療も並行して行っていきます。
また最近は、症状の改善に有効な手段として「水素水」も注目されてきています。

たくさんの治療方法がありますが、いずれも獣医さんとよく相談したうえで、愛犬のことを考え納得して進めていきたいものです。

■病気との向き合い方
先ほども述べたように、慢性腎不全は治る病気ではありません。必ず進行していきます。治療では進行を遅らせる、少しでも体を楽にしてあげる、をいう方向の治療(対症療法)になります。
この治療は、とらえ方によっては「延命治療」とも言えます。長引けば治療費もかかる話ですし「苦しい時間が長引くようだったら」と、治療を希望されない方もいると思います。私はそうした決断が「見捨てる」という事ではないと飼い主様にお話ししています。愛犬のためを思って、一生懸命悩んで決断したのです。それは愛犬への愛情、どの決断にも間違いはないと思っています。なので、自分の決断を責めないでください。

治療をするとなれば、だんだんと弱っていく愛犬を見続けなければならないという辛さがあるかと思います。このまま症状が進行していくのを見守るしかできないのか、と不甲斐なさを感じることもあるかもしれません。そう感じるのは、仕方のないことだと思います。ですが、あなたの愛犬は毎日「治してあげられなくてごめんね」と話しかけられてどう思うのでしょうか。

私事ですが、我が家も慢性腎不全のポメラニアンが約10ヵ月間、闘病生活を続けていました。腎臓をサポートするフードはだんだんと食べられなくなり、手作り食に移行、皮下輸液に週2~3回通う日が続きました。「このままどんどん弱っていくなんて、かわいそうだ」と思いました。どうにかして治してあげられないのか、と。しかし、看護師をしている身として、それは不可能だということは分かっていました。私は愛犬に「治してあげられなくてごめんね、気づいてあげられなくてごめんね」と繰り返しました。しかしこのままでは、私の気持ちも愛犬の気持ちも沈む一方。じゃあどうしたらいいのかと考えたところ、「今日を一生懸命に生きている愛犬をサポートする」という結論に至りました。今日はこんなに食べられたね。今日は少し顔色がいいね。今日は自分でおトイレに行けたね。と、今日できた事を喜びました。そのおかげか、闘病生活も明るく過ごしていたと思います。

治らない、すなわち余命を宣告された以上、それを受け入れなければいけません。
残された時間をどのように過ごしていくのか。悲しい気持ちのまま過ごしていくのか、喜びを見つけ過ごしていくのか、その違いは大きいのではないかと思います。きっと愛犬は今も昔も、あなたに褒められることが大好きです。たくさん褒めてあげてください。そして、愛犬とたくさんの思い出を作ってください。最後の時には、寄り添って声をかけてあげてください。それが愛犬にとっては一番の幸せではないでしょうか。

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老猫の健康をサポートできるキャットフードとはどんなもの?


■猫のシニア期は何歳からなのか?
猫は、人間のおよそ4倍速で年を重ねていき、6~7歳頃(人間の年齢にすると41歳~46歳程度)から徐々に老化現象が見られはじめます。
老化現象は12歳頃で顕著になり、見た目や行動にも変化が見られるでしょう。

1.視覚、聴覚などの五感が衰えはじめる
2.筋力が衰え、運動量が少なくなる
3.反射神経が鈍くなる
4.一日中、眠っているようになり、睡眠も深くなる
5.毛ヅヤがなくなり、白い毛が混じるようになる
6.活動量の減少に伴って飲水量が減るため、脱水を起こしやすい
愛猫のこうした変化は、老化のサインです。

また、完全室内飼いが増えてきた近年では、刺激の少ない生活を送る猫が認知症を患ってしまうことも多くなってきています。
認知症になると粗相が始まったり、徘徊をしたりするだけでなく、飼い主さんに噛みつくようになってしまうことも。
こうした老猫の体の変化は、キャットフードの原材料にこだわることでケアしてあげましょう。

■どんな栄養素が入ったキャットフードを選ぶべき?
1.DHAやEPA配合のフードで認知症予防
青魚に多く含まれているDHAやEPAは脳の活性化や被毛の健康維持だけでなく、血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるとされています。
ただし、青魚そのものを猫に与えてしまうと、不飽和脂肪酸の過剰摂取で「黄色脂肪症」という病気を引き起こしてしまう危険性があるので、キャットフードやサプリメントで補うようにしましょう。
また、同じく不飽和脂肪酸の一種で魚油に含まれているエイコサペンタエン酸も認知症の改善に効果が期待できます。

2.肥満予防は低カロリーフードで
シニア期は活動量が減るので、低カロリーキャットフードで肥満を予防していきましょう。
その際は、穀物ではなくお肉やお魚が第一原料(パッケージの最初に記載されている原料のこと)のフードを選ぶことがポイント。
猫は肉食動物なので穀物をうまく消化できず、下痢や嘔吐を引き起こすことがあり、穀物アレルギーを持っている子はアレルギー反応が見られてしまうこともあります。
下痢や嘔吐は体力のない老猫にとって大きな負担となるので、注意しましょう。

また、老猫は消化機能が低下しているため、高タンパクなフードだと便秘を起こしてしまいます。
ですから、高タンパクよりも良タンパクなフードを与えたり、食物繊維を適度に摂取させたりしていきましょう。

3.クランベリーで下部尿路ケア
猫は濃度の濃い尿を出すため、腎臓には大きな負担がかかります。
蓄積した負担は尿路結石や膀胱炎などの下部尿路系の病気になってしまうことも多いもの。
こうした病気を予防できるといわれているのが、クランベリーです。
クランベリーに含まれている「キナ酸」は尿を酸性に保ってくれるため、尿phがアルカリ性に傾くことで起きる「ストルバイト結石」を予防してくれるといわれています。
ストルバイト結石は猫が水を飲まないときに発症しやすいもの。
だからこそ、クランベリーは飲水量が減るシニア期にもおすすめです。

さらに、クランベリーには殺菌作用もあるので、膀胱炎予防にも繋がります。
ただし、尿phが酸性に傾くことで起こる「シュウ酸カルシウム結石」の猫には与えないよう気を付けましょう。

■キャットフードの切り替え方
キャットフードは、老化の兆候が見られ始めた頃に切り替えていくことが大切です。
顎の力が衰えてきたり、歯周病を患っていたりする場合はシニア用の柔らかいフードをチョイスしていくのもおすすめです。
ただし、いきなりフードの切り替えは胃腸に負担をかけてしまうので、今まで食べていたものに新しいフードを1割ほど混ぜていき、徐々に割合を増やしていくことで切り変えていきましょう。

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