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1年の中で最も平均気温が高くなる8月は、ちょっとした不注意で熱中症になってしまうペットが急増します。厳しい暑さから大切な愛犬や愛猫の身体を守るために、熱中症対策を徹底していきましょう。毎年ペットの熱中症が多発するのは「このくらいの暑さなら大丈夫」だと軽く考える人が少なくないからです。人間なら暑いときに自分で対応できますが、ペットたちは言葉を話すことができません。自分の力で暑さから身を守る手段も私たちよりずっと少ないのです。ペットの体調を考えながら気を配っていても、一瞬の判断を間違えただけで命を脅かすほど危険な状態になることもあります。真夏の暑さから大切な愛犬や愛猫を守ってあげましょう。

あなたのペットは大丈夫?熱中症の症状チェック

熱中症は命を脅かすほど危険な状態になることもあります。熱中症を発症したときの状態は犬も猫も共通しているので、しっかり覚えておきましょう。あなたのペットは大丈夫ですか?オーナーさんの判断力が愛犬や愛猫の命を救います。以下に当てはまる症状が見られたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

◇呼吸がハッハッと短くて荒い(パンティング)
◇ぐったりした様子で元気がない
◇よだれを大量にダラダラ流す
◇口の中や目が赤く充血している
◇吐き気や嘔吐がある
◇下痢をする
◇歩くときにフラフラする
◇意識はあるが動けない【危険度大】
◇意識消失:【危険度大】
◇けいれん:【危険度大】
◇皮膚が青白くなる(チアノーゼ):【危険度大】

【危険度大】の症状は、一刻を争う大変危険な状態です。まず電話で症状を伝え、連れていくまでの間に必要な応急処置を指示してもらうことを強くおすすめいたします。難しい場合は、最も早い交通手段で動物病院へ連れて行き、救急扱いで受け入れてもらってください。

冬の食事は飼育環境でコントロールが必要

熱中症を引き起こしやすい状況を知ることが予防に繋がる

◇犬が熱中症になりやすい状況

犬はオーナーさんと外出する機会が多いペットなので、屋外では特に注意が必要です。車に乗せている間はエアコンで車内の温度を調整し、オーナーさんが外へ出るときも決して切らないでください。炎天下に駐車した車の中は、わずか5分で5度上昇するという恐ろしい結果が出ています。コンビニやスーパーなどで数分買い物するだけなら大丈夫だという判断でエンジンを切り、悲しい事故に繋がってしまうケースは決して少なくありません。犬は暑さに弱い体質なので、たった5分エアコンを切っただけで暑さに苦しむ確率が高いということを忘れないでください。首輪に付いている金具が熱くなり火傷してしまう危険もあります。やむを得ず犬を残して駐車するときは、できるだけ直射日光が当たらない場所を選び、エアコンで車内を適温に保ってあげましょう。

お散歩中は熱中症の危険がいっぱいです。熱く焼けたコンクリートやアスファルト、照り付ける強い陽射し。これらは全て愛犬の体に大きな負担を与えてしまいます。特にマズルが低い犬種やダブルコートの犬種は体温上昇が激しいので気を付けましょう。犬は地面から近い位置に身体があるため、熱を帯びやすくなります。お散歩へ行く前には、必ず地面に手の平をあてて温度をチェックしてください。生温かく感じる程度なら大丈夫ですが、触ったとき熱い場合は散歩を延期しましょう。犬の肉球は非常にデリケートなので、熱い地面を我慢して歩かせる行為はおすすめできません。熱中症だけでなく火傷をする危険もあるので、涼しい時間帯を選んでお散歩させましょう。

◇猫が熱中症になりやすい状況

猫は人間より暑さに強いとされていますが、全ての猫に当てはまるわけではありません。近年人気の長毛種は、短毛種と比べて暑さに弱い体質が多いので熱中症対策は必須です。短毛種の猫でも暑すぎれば熱中症になる危険があります。そして、ほとんどの猫は湿度が高い環境が苦手です。猫が熱中症になりやすいのは、風通しの悪い締め切った室内でお留守番しているとき。オーナーさんや家族の目が行き届かず暑さから逃れる術もない状況なので、危険と隣り合わせで過ごしていることになります。このような状態を回避するには、可能な限り通気を良くし逃げ場を作ってあげることが大切です。複数の部屋を出入りして暑さから逃げられるようにドアを開放し、行き来できる部屋の全てに空気が流れるように工夫します。ワンルームマンションの一室でお留守番させる場合でも、エアコンや換気口を利用することで空気の流れを作ることが可能です。

室内の空調管理を徹底していても、熱中症になってしまうことがあります。例えば、猫の習慣である「日向ぼっこ」が引き金となってしまうケースです。特に、身体の弱い猫や老猫は危険度が高まります。日光浴の延長で起きる熱中症を防ぐには、日光が当たる場所をできるだけ作らないこと。遮光カーテンなどで強い陽射しを遮断し、柔らかい間接光が入る程度にしておきましょう。直射日光を遮ることで室温の上昇を防ぎ、過剰な日光浴の危険も回避しやすくなります。清潔な飲料水を多めに用意することも忘れないでください。やむを得ず長時間お留守番させる場合は、愛猫が通る場所に数か所ほど分けて給水場所を設置します。身体がだるいときでも側に飲料水があれば、本能的に飲んでくれるはずです。近くにある飲料水も飲めない状態なら、体調が良くない可能性があります。早めに動物病院で健康診断を受けてください。

ペットの熱中症対策は、予防することが最も効果的な方法です。熱中症を引き起こしやすい状況を作らないように工夫することで、大切なペットの身体を守ってあげましょう。

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