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ペットフードの選び方。ライフステージに合わせてフードを見直そう。

獣医師
齋藤厚子
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成長期に必要な栄養

犬猫の体は、生まれて間もなくからの1年間で大きく成長し、劇的に変化します。
骨は急速に伸び、筋肉量は数倍に増え、脳や感覚器の発達とともに精神的にも成熟して、わずか1年でほとんどの犬猫が成犬・成猫の体へと成長します。
一部の大型犬では、小型~中型犬などに比べると成長がゆっくりで、1歳を過ぎても成長が続きますが、やはりその成長スピードは人と比べるとかなり早いものです。

この劇的な変化を支えるために最も重要なのが、食事です。
その大きな変化に対応した、栄養価の高いフードが必要になります。

消化機能が未発達で体も小さな子犬や子猫は、成長にたくさんの栄養が必要であっても、一度に多くのフードを食べることはできません。
そのため少ない量でも、必要なタンパク質、脂質、カルシウムなどのミネラル、ビタミンなどを摂取できる、高栄養タイプの食事が必要です。
消化性が良く、できれば着色料や食品添加物など、人工的な添加物があまり多用されていないものが理想的です。

離乳期は歯も消化管も未発達ですので、はじめからドライフードを食べるということはできません。
まずは動物用のミルクなどにやわらかいタイプのフードを少量ずつ混ぜて、消化管をフードに慣れさせていく段階が必要です。
徐々にフードの割合を増やしていき、下痢などがなければ、子犬・子猫用のドライフードをお湯でふやかして、指でつまむとつぶれるくらいの柔らかさにして、ウェットタイプのフードに混ぜて与えてみます。
ふやかしたドライフードで問題なければ、徐々にふやかす水の量を減らしていき、噛む練習をするために子犬や子猫の口の大きさに合った小粒のドライフードへと切り替えていきます。
このフードの切り替えはゆっくりゆっくり行うのが基本です。

同じ子犬・子猫用でも、3カ月・6カ月・12カ月頃には食事内容を段階的に切り替える必要があります。
特に高い栄養価が必要な3~4か月までと、体格や内臓機能がある程度成長してきた6カ月頃、ほぼ成犬・成猫に近づいた12カ月頃では、必要な栄養バランスが異なります。
高カロリーのフードを長く食べ続けることは、将来的な肥満を招くことにもなりかねません。

多くのペットショップや動物病院では、サンプルなどを用意してくれていますので、切り替え時期が近づいたら、新しいフードを少しずつ混ぜながら、徐々に切り替えていきましょう。

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1歳を過ぎたら

1歳を過ぎたら、成犬・成猫用の総合栄養食に切り替えましょう。
1歳から7歳ころまでは、最も活発で体調も安定する時期です。
日々の活動をサポートできる、バランスの良い食事を与えるようにしましょう。

具体的には食物繊維がバランスよく配合され、良質なタンパク質を適度に含んだ、脂肪分控えめのフードが理想的です。

品種によっては〇〇犬用フード、というような、品種毎に対応したフードが販売されていますね。
よく見るのは、シーズー、ダックスや、チワワ・ヨークシャーテリアなどの超小型犬用です。
これらは特定の疾患(皮膚疾患・関節疾患など)にかかりやすい品種のために、それらを予防する効果のある成分が特別に多く配合されているフードになります。

例えば、皮脂の分泌が多く皮膚病になりやすい犬種などでは、スキンケアにも効果のあるオメガ3脂肪酸を強化したフード、心臓病の起こりやすい品種の猫にはタウリンを強化したフード、という具合です。
また、成年期の犬猫にもよく見られる疾患の一つである、尿路疾患(尿石症や尿結石)に配慮してあるフードなどは非常に多くみられます。

特定の疾患の好発品種であっても、必ずしもその疾患になるわけではありませんし、その予防効果が非常に高いかどうかは一概には言えませんが、病気になってから治療をするよりも、病気自体を予防できた方が健康寿命は長くすることができます。
実際には食べてみての反応を元に、合う・合わない、の判断をすることになりますが、選択肢の一つとして考えてみてもいいかもしれません。

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避妊・去勢後の体の変化

避妊・去勢手術後は、ホルモンバランスの変化から体の代謝が変化することにより、オスもメスも太りやすくなる傾向があります。
同じ量の食事を食べ、同じように運動していてもぽっちゃりしてきてしまう場合には、同じシリーズの食事でも避妊・去勢手術後用のフードに変えてみましょう。

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シニア期に気を付けたい変化

犬猫は7歳を過ぎるとシニア期に入ります。
7歳を過ぎてもまだまだ走り回るし、目立った病気もしたことないよ、というワンちゃんネコちゃんはたくさんいると思いますが、体の中では少しずつ変化が起こり始めています。

食欲は少しずつ落ちてくることが多く、一度にたくさんのフードを食べることができなくなり、体の基礎代謝や活動性は低下し、毛艶も若い時に比べると少しずつ落ちてきます。

このようなシニア期には、タンパクやビタミンなどの栄養成分は十分に含みつつ、脂肪分などは控えめにした低カロリーの食事が推奨されます。
基礎代謝が落ちることによって肥満傾向になってしまうことがあるため、カロリーの摂りすぎに注意が必要です。
消化機能も低下することが多いため、できるだけ質の良いフードを与えるようにしましょう。

加齢に伴って特に変化が起こりやすいのは、関節や筋肉、目、心臓、腎臓などです。

例えば、関節では、関節を形成する関節軟骨のすり減りや弾力性の低下、関節液の代謝の低下から、関節炎を起こしたり、動きがぎこちなくなったりします。
それに加えて関節を支える筋肉量が衰えてくると、同じようにお散歩していても、段差で少しもたつくようになったり、立ち上がるのがゆっくりになったりと、わずかずつですが変化が出てきます。

また、心臓や腎臓は加齢とともに負荷が蓄積し、知らない内に心臓の音に雑音が混ざるようになっていたり、水を飲む量が少しずつ増えてくるなどといった症状がみられることがあります。
目も白内障などによって白く濁って見えづらくなることがあります。

このような加齢性の変化を完全に予防できる方法はありません。
しかし、関節のサポート成分であるグルコサミンやコンドロイチン、抗酸化作用のあるオメガ3脂肪酸などを含み、加齢による変化を緩やかにできるようなフードや、腎臓や心臓などに負担をかけにくい組成のフードであれば、その進行を少し緩和することが期待できます。

最近はシニアを超えて、15歳以上の犬や20歳以上の猫も増えてきました。
そのようなハイシニアの動物では、加齢による食欲の低下や病気による体調不良、歯の状態の悪化などから、フードを食べること自体が難しくなってしまうこともあります。
その場合は、高栄養でありながら低脂肪のフードを、回数を分けてこまめに食べさせてあげるようにしましょう。
特に、歯の状態が悪化しているような場合には、ウェットフードや場合によっては流動食のようなものを用意するなど、体のコンディションに合わせて食べられるものを選んであげましょう。

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ドライかウェットか?

一日の必要量を賄えるのであれば、ドライフードでもウェットフードでも構いません。
ただし、ウェットフードの場合には水分量が多いため、同じカロリーを摂取するにはたくさんの量を食べなくてはいけないことになります。
効率よく栄養を摂取できるという点では、ドライフードの方が優れていますが、ウェットフードの方が嗜好性が高いこともあり、ドライフードとウェットフードを混合で与えることで、嗜好性を高めつつバランスよく栄養を摂るという方法も一般的によく行われています。

歯の汚れに関しては、フードとの摩擦が少ないために、ウェットフードの方が汚れがつきやすい傾向があります。
歯磨きなどのケアも忘れずに行いましょう。

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小袋か大袋か?

フードの販売サイズにはいくつかラインナップがありますね。
同じフードでも、500g、1kg、3kg、多いものでは10kgという大袋もあります。
たいていはたくさん入っている方がお得な価格設定になっていますが、安いからといって小型犬や猫ちゃんのフードを10kg袋で購入するのはお勧めできません。

ざっくり言ってしまえば、できるだけ小分けになっている袋の方をお勧めします。

フードはドライフードであってもウェットフードであっても、開封した瞬間から酸化が始まります。
酸化したフードを食べているだけで、肝臓に負担をかけ、肝酵素が上昇することがあるのをご存じですか?
特に湿気の多い梅雨の時期では、カビなどの発生も怖いところです。

ドライフードでは開封から1か月、ウェットフードでは冷蔵庫に入れていても3日以内にはフードを使い切るようにしましょう。
そのような意味合いから、大型犬や多頭飼育の場合は別ですが、お勧めするのは小分けになっているフードです。
同じ3kg袋でも、中で小分け包装されているものなら安心です。
また、開けたての方が風味も良く、ペットもおいしく食べることができます。

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終わりに

今回は基本となるライフステージに準じたフード選びについてお話しました。
次回以降は、アレルギーなどの体質や、疾患がある場合に、どんなことに気を付けてフードを選べばいいのか、お話していきたいと思います。

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