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愛玩動物飼養管理士
根本ももこ
犬が甘えているときにする5つの行動 甘えん坊な犬種や性別とは?

犬が甘えているときにする仕草・行動とは?

【1】飼い主さんの口を舐める

飼い主さんの口を舐めたり、抱っこをしたときに顔や手をペロペロと舐めるときは、愛犬が飼い主さんに甘えている、また信頼している証です。

ペロペロと飼い主さんの顔や手を舐めるのは、甘えん坊な子犬やメスが多いです。

【2】前足を乗せる

隣にいる飼い主さんの膝に自分の前足を置いたり、顎を乗せたりするときも甘えている仕草です。

また、飼い主さんが食事をしているときは気になって、「私にもちょうだい!」とアピールしていることもあります。

【3】お腹を見せる

お腹を見せるのは「降参しました」という合図だと言われ、犬の気が弱いためしている行動だと誤解されてしまうことがありますが、必ずしもそうではありません。

人が大好きでかまってほしい、注目してほしいというときには、誰にでもお腹を見せてしっぽをブンブン振ってくれる犬もいます。

お腹を見せて目を輝かせている愛犬の姿を見たときは、優しくお腹をなでてあげると、とても喜んでくれると思います。

【4】クゥ~ンと高い声で鳴く

犬が甘えているときには、鳴き声も高く、子犬のように「クゥ~ン」と鳴きます。

子犬や甘えん坊なオスは飼い主さんのあとをついて回ったりすることも多いので、一緒に遊びたがっている様子があれば思いっきり遊んであげてください。

【5】ジッと見つめる

飼い主さんが大好きな愛犬は、気がつくとジッと飼い主さんを見ていることがあります。

飼い主さんの目を見てアイコンタクトができることは、信頼している証でもあり、しつけなどをスムーズに行うことにもつながります。

甘えん坊な犬種と性別とは?

甘えん坊な犬種は、トイ・プードルやマルチーズです。

トイ・プードルは、オスやメスに限らず甘えん坊な性格の子が多く、抱っこも大好きです。

人が大好きでかまってとアピールする甘えん坊な大型犬は、ゴールデン・レトリーバーです。

性格によって甘えん坊だったり、とても自立したクールであったりと、犬の甘え方は十人十色です。

そのため、愛犬が甘えてくる頻度が少ないからと言って、自分は懐かれていない信頼されていないのではないかと心配することはありません。

人間では同じ年齢の子どもでも、女の子はおませささんでしっかり者、男の子は甘えん坊だと言われることがありますが、犬も性別ではオスの方がメスよりも甘えん坊だと言われています。

犬が甘える4つの理由

【1】かまってほしい・抱っこをしてほしい

愛犬が飼い主さんに甘えてくるときは、かまってほしいまたは抱っこをしてほしい場合が多いです。

トイ・プードルなど甘えん坊な犬種は、時間が許す限り飼い主さんに甘えたい、抱っこをしてほしいというほど、飼い主さんが大好きです。

小型犬は抱っこをしてほしくてピョンピョン飛んだりすることもありますが、愛犬の足や腰に負担がかかってしまうので、時間があるのであれば抱っこをしたりなでたりしてあげてください。

【2】おねだりをしている

飼い主さんが食べているものや持っているものが欲しくて、飼い主さんに「ちょうだい!」とアピールしていることもあります。

食事をしているときに「それちょうだい」と見つめてきたり、手を乗せてかわいい声で目を見つめられるとあげたくなってしまいますが、飼い主さんの食事を与えてしまうと癖になっておねだりの行動が繰り返されたり、ドッグフードを食べなくなってしまうことがあるので、飼い主さんの食べるものは与えないようにしましょう。

唐揚げやポテトチップスなどの塩っ辛く脂っこいものは、肥満や腎臓・肝臓の病気の原因になります。

【3】一緒に遊んでほしい

飼い主さんと一緒に遊びたくて、おもちゃを持って来てアピールすることもあります。
子犬は遊びたい盛りなので、ぜひ一緒に遊ぶ時間を作って思いっきり遊んであげてください。

成犬にとっても遊びは、飼い主さんとのコミュニケーションのひとつなので、引っ張りっこやボール投げなど愛犬が好きな遊びを一緒に楽しみましょう。

【4】寂しい・不安

留守が多く寂しい思いをしていたり、何か不安なことがあるときも、飼い主さんに助けを求めて飼い主さんに甘えます。

寂しさや不安が蓄積されて精神状態が不安定になってしまうと、分離不安という傍を全く離れずに飼い主さんのあとをひたすら追いかけたり、鳴いたりする行動が見られるようになることもあります。

甘やかしすぎてしまうことはよくありませんが、たまには思いっきり遊んだり、抱っこをして愛犬に大好きだよという気持ちを伝えてあげましょう。

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