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ドックセラピスト
安藤夏子
愛犬に長生きしてもらうために出来ること

長生きのためにあなたが出来ること①やっぱり食事で栄養管理!

健康で長生きするために必要なのはやはり一番は食事ではないでしょうか。
人の食事は与えないのはもちろんのこと、ドックフードの選び方も大切になってきます。
例えば良質なタンパク質が摂取できたり、脂肪分が多く含まれていない物など、使われている材料を飼い主さんが選んで上げることが出来ます。

また、幼犬、成犬、老犬では与える栄養素が違ってきますね。
幼犬には成長に必要な高栄養な物を与えるのが望ましいですが、成犬が高栄養なフードばかり与えると肥満の原因になったりします。
老犬には必要な栄養素は摂取したいですが、消化に負担のかかるフード避けて上げることが大切です。

足りない栄養素は、サプリメントで補給してあげたりするのもいいですね。

長生きのためにあなたが出来ること②散歩など運動面

食事と同様に大切なのは運動です。
毎日のお散歩は愛犬にとって、食事やおやつと同じくらい楽しみなことの一つです。
年齢や犬種、その日の体調によって、1日2回30分ずつだったり1日1回15分だったりとその子に必要な運動量を飼い主さんが見極めてあげましょう。
愛犬が散歩が大好きだからと言って、1回何時間をお散歩をさせてしまうと股関節などに負担がかかったりもします。

毎日が理想ですが、悪天候の時は返ってストレスに感じてしまったり、体調を崩してしまうこともありますから気をつけましょう。

また、時間帯も夏場など暑い季節は早朝や夕方など涼しい時間だったり、寒い時期は日の当たる暖かい時間を選んで上げる事も大切です。

街中をお散歩する場合、地面の温度がとても高くなっています。
飼い主さんが素手で触ってみて下さい。
愛犬はその地面を裸足で歩くようなものです。
火傷の原因にもなりますから避けてあげましょう。

お散歩が嫌いだったり、飼い主さんの事情で毎日は無理な場合もあります。
そのような場合は、室内でボールなどのおもちゃなどを使って遊んであげましょう。
ただ、フローリングなどで足を滑らせてケガをさせてしまっては大変です。滑り止めやカーペットを敷くなどの対策が必要です。

長生きのためにあなたが出来ること③スキンシップなどコミュニケーション

スキンシップは病気やケガの早期発見に繋がるのでとても大切です。
ブラッシングをしてあげたり、歯磨きなどのお手入れをしながら話しかけてあげましょう。
愛犬は飼い主さんの言葉をちゃんと理解しています。
ブラッシングは血行促進に繋がり、代謝を高めることにもなります。
まめにお手入れをして清潔に保つことは、健康と長生きに繋がる行為です。
また体を撫でて上げたり触れることで、いつもと違う異変に気が付くことが出来ます。

1日の終わりに5分~10分でもそんな愛犬との時間を作ってみましょう。

長生きのためにあなたが出来ること④安心で快適な生活環境

愛犬に安心できる生活環境を整えて上げましょう。
お金をかけなくてもいいのです。
お下がりの毛布やタオルでベットスペースを作って上げ、トイレの場所、食事の場所を用意して上げましょう。

冬は暖かく、夏は涼しくと暑さや寒さをしのげる環境は最低限確保して上げたいですね。

前々項でも触れましたが、フローリングなど滑る場合の対処などケガをしないような配慮も大切です。

長生きのためにあなたが出来ること⑤健康診断や定期健診

これは多少お金もかかることなので、難しい場合もあるかもしれませんが、年に一度必ず狂犬病ワクチンなどを摂取する事があります。
もしも病院で摂取するのでしたら、その時に年に一度、一通り獣医師さんに診てもらうのがおすすめです。

年齢が上がり高齢になって来たら年に2回などに増やして上げましょう。

長生きのためにあなたが出来ること⑥認知症予防に脳トレ

人間も同じですが、医療の発展と同時に寿命が長くなり、認知症になるケースがあります。
認知症になると昼夜が逆転して、夜中に鳴いたり、徘徊したりなどの症状がでます。

認知症ならないための予防として、脳に刺激するような遊びを取り入れて上げましょう。

あまり飼い主さんに負担になると大変で続かないので、今までの生活とあまり変わらないこととしては、お散歩のコースや時間帯を変えてみるのも効果的です。

ドッグランなどに行き、他の犬と触れ合うこともいいですね。


「待て」「お座り」などの指示動作を取り入れたり、おもちゃやボールを隠して探す遊びを取り入れてみましょう。

最近は犬用の知育玩具もたくさん販売されています。
エサやおやつを簡単に食べれないように、ボールに差し込む物や、コングなど色々あるので試してみるのもおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
可愛い愛犬だからこそ、元気で長生きしてずっとそばにいて欲しいですよね。
可愛いからと好き放題にさせていけない事がよく理解できたのではないでしょうか。

体、心、環境を見直して、より良いワンちゃんライフを楽しみませんか。

一緒に楽しく遊びながら愛犬を見守って上げて下さい。

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