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愛玩動物飼養管理士
國澤莉沙
愛猫の機嫌が悪い!原因とケアのポイント

愛猫の機嫌が悪い原因は?5選紹介!

愛猫がなんだか飼い主さんに対して素っ気なかったり、イライラしている様子がある、なんだか機嫌が悪そう、、、なんて時はありませんか?

人と同じように猫ちゃんにも感情があり、さまざまな理由で機嫌が悪くなるものです。
そんな時に何とかして、愛猫に機嫌を直してもらおうと構いすぎてしまうと関係が悪化してしまう可能性があります。

猫の機嫌が悪い原因には、様々なものがありその子の性格にもよるため機嫌が悪い原因を早い段階で特定して、対処することが大切です。
主に猫が機嫌が悪くなる原因を紹介します。

①環境の変化

猫は飼育環境の変化に敏感であり、些細なことでもストレスを感じて機嫌が悪くなる時があります。
トイレを新しくした時や猫砂をいつものものと変更などしていないか一度チェックしてみましょう。
また、お気に入りの場所を掃除して毛布などをきれいに洗濯した時などは、自分の臭いが消えてしまいいつもと違う洗剤などの匂いに違和感を感じて、機嫌が悪くなることもあります。

飼育スペースをこまめに掃除して、清潔に保つことは大切ですが、自分のテリトリーを頻繁に交換されてしまうと猫ちゃんによっては、ストレスを感じて機嫌が悪くなることもあります。

②他の猫と相性が悪い

多頭飼育しているご家庭では、猫ちゃん同士の相性の問題があります。
猫同士仲が悪くて、常に緊張状態だったり喧嘩を頻繁にしていると、日常的にイライラして機嫌が悪くなります。

猫はそれぞれに縄張りがあるため、猫ちゃん同士の相性が良くないと常に縄張りを荒らされないようにと気を張ってしまい、ストレスから体調不良になってしまう可能性もあります。
新しく猫ちゃんを迎えた時は先住猫ちゃんを尊重しながら、徐々に距離を縮めるようにするのが、おすすめです。

猫ちゃん達の様子をこまめに観察するようにして、喧嘩を頻繁にしているようならば居住スペースをわけるなど飼い主さんが調節してあげましょう。

③ご飯が合わない

グルメな猫ちゃんは結構多く、いつものご飯と違ったりご飯の時間にズレが出てくると機嫌が悪くなることがあります。

猫ちゃんは神経質な子も多く食事に変化があった際に、大きなストレスをかんじることがあります。
食事の時間の前後に機嫌が悪くなる場合には、ご飯に変化がなかったか、食事のリズムは適切な見直してみましょう。

④飼い主さんに怒っている

単純に猫ちゃんの機嫌が悪い時には、飼い主さんに対して怒っているときもあります。
飼い主さんが他の猫ちゃんを触ってもいて嫉妬したり、大きな音や飼い主さんにしつこくされたなどの理由から機嫌が悪いことがあります。

環境などに変化がなく、思い当たることがある時には単純に怒っている可能性があります。

⑤病気や怪我

猫の機嫌が悪い時に1番心配なことは、病気や怪我が原因の場合です。
すぐに適切な治療を受けさせて苦痛を取り除いてあげる必要があります。

機嫌が悪い他にも、下痢や嘔吐はしていないか、元気はあるかなど健康チェックを行い少しでも異常がある時には、かかりつけの動物病院を受診するようにしましょう。

愛猫の機嫌が悪い時のケアは?

愛猫がなぜ機嫌が悪いのが原因を早めに特定することが大切です。
猫ちゃんの性格により、ケアの仕方も変わってきます。

人に対して不信感を抱いている子に必要以上に構いすぎてしまうと、どんどん機嫌がわるくなることにもなります。
そのため、適切な距離感を理解して愛猫のケアをしてあげるのがポイントです。

お留守番の時間が長かった、飼い主さんがなかなか構ってくれないなどの寂しさを感じている時にはコミュニケーションの時間をもっと増やす必要があります。
さらに、冒頭で紹介したように環境やご飯の変化によって機嫌が悪くなった時には、下の環境に戻す、原因を取り除くなどの対処法が必要です。

これらのケアを素早く行い、愛猫が快適に生活するためには飼い主さんの観察力が必要になります。
愛猫の性格を把握して、行動パターンを理解しておけば些細な感情の変化にも気づきやすく柔軟に対応することができます。

多頭飼育の場合には、猫ちゃんにもかけられる時間が短くなってしまいますがその時その時のコミュニケーションを大切にして、健康チェックを日課にしましょう。

おもちゃを使って、適度に運動させてあげるのも大切ですよ。

まとめ

猫ちゃんが機嫌が悪い時に考えられる原因について紹介しました。
適切なケアをするためには、原因を早い段階で特定することが大切です。

愛猫との適切な距離感を早く掴み、1日1回はふれあう時間を作りましょう。
飼い主さんとのコミュニケーションは愛猫にとっても楽しい時間になり、良い気分で過ごす時間を長くすることができますよ。

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