猫のトリコモナス症|症状・原因・好発品種・予防・治療|【獣医師執筆】猫の病気辞典

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猫のトリコモナス症

執筆獣医師:齋藤厚子先生
[記事公開日] 2021-05-17 [最終更新日] 2021-05-18
[ 目次 ]

猫のトリコモナス症とは

原虫の寄生によって仔猫に下痢を起こす病気

猫のトリコモナス症は、トリコモナスフィータスという原虫が寄生することによって、主に下痢症状を起こす病気です。

猫のトリコモナス症は大腸に寄生して下痢症状を起こすのが特徴です。
成猫では感染していてもあまり症状を示すことはなく(不顕性感染)、主に免疫力の未熟な1歳未満の仔猫で症状がみられます。

不顕性感染している成猫によって、多頭飼育やシェルターなどの環境下では感染が蔓延していることが多く、保護猫を引き取った場合などはすでに感染している可能性があります。
仔猫で下痢症状がいつまでも治らないなど、症状に心当たりがあったら一度便検査を受け、他の寄生虫も一緒に感染の有無を確認してもらいしょう。

猫のトリコモナス症の症状とは

大腸性の下痢と肛門周囲の炎症

トリコモナスは、猫では大腸に寄生します。
よくみられる症状は以下の通りですが、成猫ではこれらの症状を示すことは少なく、主に1歳未満の仔猫で症状がみられます。
・下痢
・軟便
・血便
・粘液便
・肛門周囲の腫れ
・直腸脱
・排便回数の増加

下痢は大腸性の下痢のため、水分の多い、臭いのきつい便をすることが多いですが、重度の栄養不良症状などはあまり見られません。
しかし体の小さい仔猫では脱水を起こすことがあるので、注意が必要です。

便の回数が多いため、下痢によって肛門周囲が炎症を起こし、直腸脱を起こすことがあります。
直腸脱を起こしてしまった場合は、自然に戻ることはないため、病院で脱出した腸を戻してもらうなど、処置を受ける必要があります。

成猫はあまり症状を示しませんが、感染していると腸の中で増殖したトリコモナスが便に排泄され、猫自身に症状がなくても他の猫の感染源となるキャリアになります。

猫のトリコモナス症の原因とは

トリコモナスの経口感染

トリコモナスは感染した猫の大腸内で分裂して増殖します。
感染猫の便とともに排泄されたトリコモナスは、環境中でも5日ほど生存し、その間に便に接触したり、猫の被毛に付着したトリコモナスをグルーミングなどで経口摂取して感染します。

猫のトイレを処理するときに人の手に付着し、その手で食事をしたりするとヒトにも感染することがありますが、人ではほとんど症状を示さず、症状があっても一過性に軽い下痢をする程度です。

猫のトリコモナス症の好発品種について

好発する品種について

特にありません。
どんな猫でも感染しますが、発症するのは主に1歳未満の仔猫です。

猫のトリコモナス症の予防方法について

トイレを清潔に

トリコモナスは便に排泄された後、長期間は生存できません。
しかし、排便直後の便には感染性を有したトリコモナスがまだ含まれています。

猫が排便したら速やかに便を片付け、他の猫が接触しないように気を付けましょう。
また、定期的にトイレの砂をすべて取り換え、その際にトイレを熱湯で消毒することで、トリコモナスだけでなく他の寄生虫などの予防もできます。

新しい猫を迎える際には

ペットショップやブリーダー、保護施設などから新しい猫を迎える場合には、必ず便検査を含めた健康診断を受けましょう。
先住猫がいる場合には、すぐには一緒の生活環境にはせず、食器、トイレ、寝床なども完全に分けた状態で、便の異常がないか、風邪症状がないかなどしばらく様子を観察します。

健康診断で異常がなく、ワクチン接種なども終わった状態になるまでは別々の生活をしておくことで、お互いに感染症などにかかるリスクを減らすことができます。

室内飼育を徹底する

多頭飼育でなくても、外に出てしまう猫ちゃんは外猫との接触で感染することがあります。
室内飼育を徹底することで、感染リスクを下げることができます。

猫のトリコモナス症の治療方法について

抗原虫薬で駆虫

トリコモナスの治療には、ロニダゾールやメトロニダゾールといった抗原虫薬が使用されます。
ロニダゾールはトリコモナスに有効とされるお薬ですが、日本では未認可の薬ですので、多くの場合はメトロニダゾールというお薬を使います。

これらの抗原虫薬は、いずれも副作用が出ることがあり、また苦みがあるというのが難点です。
投薬時に、苦みから涎を垂らして投薬を拒否することが多く、粉にするとますます苦みが強くなるため、投薬方法は獣医師とよく相談しましょう。

トリコモナスは投薬を行ってもなかなか駆除しきれない寄生虫です。
ロニダゾールに比べ、メトロニダゾールの効果は限定的であることが多く、一度良くなったと思っても再発してしまうことも多くあります。

中にはその間に猫が成長して不顕性感染となり、症状がないままに他の猫にうつしてしまうキャリアとなることもあります。

対症療法

体の小さな仔猫では、頻繁に下痢することで脱水を起こしてしまいます。
下痢がひどい場合には、皮下点滴で水分補給をしたり、整腸剤などで腸内環境を整える治療も併せて行います。

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