猫の尿毒症|症状・原因・好発品種・予防・治療|【獣医師執筆】猫の病気辞典

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猫の尿毒症

執筆獣医師:齋藤厚子先生
[記事公開日] 2021-05-31 [最終更新日] 2021-05-31
[ 目次 ]

猫の尿毒症とは

腎機能低下によって体に老廃物が貯留し神経症状などが現れる

腎臓は日々、体の老廃物を血液から漉しとって、尿として排泄するという仕事を行っています。

しかし、腎臓に障害が生じると、老廃物をうまく漉しとることができなくなり、体に老廃物が溜まった状態になってしまい、神経症状など重篤な症状を示すようになります。
この状態を尿毒症と言います。
尿毒症は極めて危険な状態で、迅速な対応が必要です。

尿毒症は慢性腎不全の末期で見られるほか、尿路結石などによって排尿障害が生じた際に急性に発症する場合や、腎臓以外の原因によっておこる場合もあります。
原因をしっかり見極め、それぞれの原因に対処することが必要です。

猫の尿毒症の症状とは

重度の消化器症状と神経症状

尿毒症になると、以下のような症状を示します。
・食欲不振~廃絶
・涎を垂らす
・嘔吐
・下痢(黒色便)
・脱水
・乏尿~無尿
・昏睡状態
・痙攣
・舌の潰瘍、壊死
・口臭

尿毒症によって消化管粘膜にも障害が起こり、吐き気や消化管粘膜出血による黒色下痢便などが見られます。

また、蓄積した尿路窒素やクレアチニンなどの老廃物によって神経系にも障害がみられ、意識が朦朧としたり、昏睡状態となり、痙攣などが見られます。

猫の尿毒症の原因とは

慢性腎臓病の末期

慢性腎臓病は治療していても、少しずつ進行してしまいます。
進行とともに機能している腎組織は減少していき、その処理能力が日々産生される体の老廃物量を下回ると、尿度窒素などが体に蓄積していき、尿毒症を発症します。

急性の尿道閉塞に伴う

尿路にできた結石が、尿管や尿道に詰まって閉塞することによって急性腎不全を起こし、尿毒症となることがあります。
通常、片方の腎臓で尿路閉塞が起こっても、もう片方の腎臓が機能していれば尿毒症にはなりませんが、すでに片方の尿路閉塞が起こっている場合に、反対側でも同様の閉塞が起こってしまうと、尿毒症を発症します。

また細菌感染によっておこる急性の腎盂腎炎でも、腎機能が急激に低下するために尿毒症を発症することがあります。

その他

腎臓に毒性のある薬物や食品の摂取によっても起こります。
例えば、ユリ科の植物の中には腎臓に毒性のあるものがあります。
それらを誤って口にしてしまうことで急性の腎障害から尿毒症を発症してしまいます。

他にも、ある種の抗生剤や消炎剤、エチレングリコールなどの薬品、蛇に咬まれたことによる蛇毒の影響、レーズン(ブドウ)、水銀やヒ素などの重金属には、腎臓に障害を起こすことが知られています。

また、血圧が急激に低下するような状態になった場合にも、腎臓への血流が減少することによって急性腎不全を起こし、それが解決されないままでいると尿毒症を起こすことがあります。
・心不全
・重度の脱水(熱中症など)
・多量の出血(ショック)
・敗血症
・麻酔など

猫の尿毒症の好発品種について

好発する品種について

特にありません。

猫の尿毒症の予防方法について

腎臓病には早期から進行予防のケアを

慢性腎臓病は完治させることはできませんが、早期から対応することで進行を抑制したり、症状を緩和することができる病気です。
食事療法や脱水改善の皮下点滴などを取り入れ、急激な進行を抑えることで、尿毒症への発展をできるだけ防いであげましょう。

危険な薬品や食品には接触させないように管理する

動物は興味を持ったものを手で触ったり舐めて確認したりする習性があります。
そのため、危険な植物や薬品でも、誤って口にしてしまうことは多々あります。

特に甘いにおいや味のするもの(エチレングリコールやブドウ)、猫草の様に細長い植物は興味を持ちやすいようです。

それらの誤食を予防する方法は、飼い主さんが猫の手の届かないところに片づけて管理することに尽きます。

また、外で農薬のついた草を食べたり、蛇に咬まれたりすることもあるため、室内飼いにすることをお勧めします。

日ごろから尿や飲水量のチェックを

腎臓病や尿路結石、腎盂腎炎などは、症状を示さずに進行していることが多い病気です。
しかし、尿検査を定期的に行っていれば早期発見が可能です。
ワクチン接種時や何かで病院を受診する際に、時々尿を持っていき、尿検査をしてもらうようにしましょう。

また、日常の生活の中でも、食欲が落ちていないか、飲水量が増えていないか、尿に何か変化が起こっていないかどうかなど、アンテナを張っておくことで様々な病気の早期発見につながります。

猫の尿毒症の治療方法について

原因を特定してそれぞれに対処する

尿毒症を発症している原因によって、治療方法は異なります。
そのため、まずは検査によって原因を特定し、それぞれに対応した治療を行います。

尿路閉塞を解除する

尿路に結石が閉塞してしまった場合は、どんなに点滴をしても尿が排泄される経路が詰まっている間は、状態は改善しません。
まずはその閉塞を解除し、それから輸液療法を行って、体に溜まった老廃物を排泄させます。
処置が早ければ症状は急速に改善します。

輸液療法

末期の慢性腎臓病や重度の脱水、血圧低下などによる尿毒症の場合、水分をしっかり補給して血流を確保してあげると症状の改善がみられます。
通常の点滴だけで効果がみられない場合は、腎臓の血管を開くお薬を併用することで効果がみられることがあります。
末期の腎臓病では効果は限定的ですが、脱水が改善することで一時的に食欲などが出る場合もあります。

消化器症状に対して

強い吐き気がある場合や、消化管出血が疑われる場合は、消化管粘膜の保護剤を使用します。
吐き気に対しては非常に効果の高い注射薬があります。
それらを使用して、できるだけ不快感を取り除いてあげましょう。

神経症状に対して

痙攣発作などを起こしてしまう場合には、痙攣を抑えるお薬を使用します。
根本的には尿毒症が改善しなければ意識状態の回復や発作の頻度は減りませんが、発作を繰り返すこと自体が体に大きな負担となるため、できるだけ抑えてあげる必要があります。

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