監修: 葛野 宗 獣医師
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犬のGM1ガングリオシドーシスとは
リソソーム蓄積症のひとつです。
GM1ガングリオシドーシスは細胞における異物の分解をおこなう器官の異常が引き起こす致死的な疾患です。リソソーム蓄積症やライソソーム病といわれる疾患のひとつであり、セロイドリポフスチン症などが同様の疾患です。
犬のGM1ガングリオシドーシスの症状とは
行動の異常や運動障害、視覚障害を引き起こします。
当疾患では歩行や運動の障害や、視覚の異常、震えなどの症状がみられます。
症状の進行により筋肉の硬直や痙攣が起きるようになり、最終的に麻痺により犬を死に至らしめます。
犬のGM1ガングリオシドーシスの原因とは
遺伝性の疾患です。
GM1ガングリオシドーシスは常染色体劣勢の遺伝性の疾患であることが知られています。
犬のGM1ガングリオシドーシスの好発品種について
以下の犬種で好発がみられます。
- 柴犬
柴犬が好発犬種です。
犬のGM1ガングリオシドーシスの予防方法について
予防法はありません。
遺伝性の疾患であり、発症を予防することはできません。
犬のGM1ガングリオシドーシスの治療方法について
治療法はありません。
治療法はまだみつかっていません。
