L-カルニチンについて

脂肪燃焼で心臓の負担を減らして健康維持

L-カルニチンは、心臓の活動と脂肪燃焼に欠かせない栄養素ですが、年齢とともに不足し燃焼されずに残った脂肪が蓄積されがちです。そのため肥満になり心臓の負担になる可能性があります。摂取することで脂肪の燃焼を助け、心臓の健康を保ちます。

【執筆獣医師】葛野 莉奈
【経歴】麻布大学獣医学部卒。横浜市内の動物病院
「かどのペットクリニック」院長。

犬猫にとってのL-カルニチンとは

人間と同様に犬や猫でも太りすぎは心臓に大きなダメージを与えます。
また血管にも大きなダメージが与えられるようになり、そのことは心臓にさらなるダメージを与え、どんどん状態が悪くなってしまうこともあります。

L-カルニチンは、心臓の元気な働きと太りすぎないよう維持することに欠かせない栄養素で、脂肪の燃焼や心臓の働きをサポートします。

また、心臓のダメージとなる1つの原因にL-カルニチンの欠乏も関係しているといわれています。

L-カルニチンは年齢とともに体内で作られる量が減少し、もっと高齢になるとその量は減ってしまうことがわかっています。

体全体を、そして心臓をより若々しく健康に保つために、積極的に取り入れたいですね。