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ペット栄養管理士
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愛犬・愛猫のおもちゃ選びのコツは?安全に楽しく遊ぶために

愛犬・愛猫にとって安全なおもちゃを選ぶコツ

●犬用・猫用を選ぶ
必ず「犬用」「猫用」に作られたおもちゃを選びます。犬や猫の習性に合わせ、配慮した作りになっているはずです。
人間用のおもちゃは、ワンちゃんやネコちゃんが「噛む」ことに対する耐性はありません。そのため破損する恐れがあるだけでなく、破片を飲み込むなどの危険があります。消化器官を傷つけたり腸閉塞を起こしたりなどのリスクもあるのです。

いらない靴や靴下をおもちゃとして与えるのも絶対にやめましょう。ワンちゃんやネコちゃんは「古い」「新しい」の区別はつきません。新品をおもちゃにされてしまいますし、誤飲のリスクもあるのです。引っ張りっこをするロープも、縄跳びなどで代用すると破損してケガをする恐れがあります。たとえ興味を示しても与えないでください。

●年齢に合ったものを選ぶ
ワンちゃんやネコちゃんの年齢に合ったおもちゃを選ぶことも大切です。歯がムズムズして「噛みたい」欲求の強い子犬には「噛むおもちゃ」を与えます。歯や噛む力が低下しているシニアのワンちゃんにはやわらかいおもちゃがいいでしょう。

アクティブなワンちゃんには、引っ張りっこ用ロープやフリスビーがおすすめ。若いネコちゃんには、蹴りぐるみなどでパワーを発散させてあげるといいですね。

●体の大きさにあったものを選ぶ
大型犬に小型犬のおもちゃを与えると、サイズが小さすぎて誤飲のリスクが高まります。フードを詰めて遊べるコングも、さまざまなサイズがあるので必ずワンちゃんの大きさに合ったものを選びましょう。
多頭飼いをしている場合は、おもちゃがまざらないように注意してください。ネコちゃんのおもちゃとワンちゃんのおもちゃ、体の大きさが違うワンちゃんのおもちゃは別々に管理します。

●しっかりした商品を選ぶ
ペット専門の会社が作っている、信頼できるおもちゃを選びましょう。できれば、ペットショップで実際に確認すると確実です。素材などもしっかりチェックしたいですね。猫じゃらしは、羽根飾りや紐はしっかりついているかなども確認ポイントです。

●一人遊び用と飼い主さんと遊ぶ用をそれぞれ選ぶ
一人遊び用と飼い主さんと遊ぶ用を、それぞれ用意しておきましょう。

・一人遊び用
ひとり遊び用は、留守番のときや何かで待機している際に遊ぶおもちゃです。
おすすめは、転がしたり触ったりすることでオヤツが出てくるトリートボールや知育パズル類です。努力してフードを得る体験は、食べる楽しみが得られるだけでなく退屈を解消してくれます。一気に食べるトラブルや食べ過ぎ予防、肥満予防にもなるでしょう。

飼い主さんの食事中に、人間のご飯を欲しがって騒ぐワンちゃんにもおすすめですよ。
フードが出てくるおもちゃはネコちゃんにとって、捕食本能を満たす役割もあります。
最初はうまく取り出せない子もいるので、転がせば出てくるような簡単なものからスタートするといいですね。

・飼い主さんと遊ぶ用
ワンちゃんの場合は、引っ張りっこ用ロープやぬいぐるみ、犬用フリスビー、ボールです。引っ張りっこならお家でも遊べるので、雨の日のストレス解消におすすめ。
注意したいのは、おもちゃだけ与えてもワンちゃんやネコちゃんだけでは遊べない点です。一緒に遊ぶことがワンちゃんにとっては何よりの楽しみになります。

ネコちゃんは、猫じゃらしなどがいいですね。遊んでいるうちにだんだん興奮してくる場合もあるので、5分程度遊んだら休憩するといいでしょう。

●シニアにもおもちゃは必要
ワンちゃんやネコちゃんは何歳になってもおもちゃが必要です。「年を取ったからもうおもちゃで遊ばない」と決めつけないようにしましょう。おもちゃを目で追う、ニオイを嗅ぐだけでも刺激になりますよ。

ワンちゃんネコちゃんがおもちゃに飽きないコツ

せっかく購入したおもちゃ。早々に飽きてしまうのはがっかりしてしまいますよね。
なるべく長く楽しく遊ぶコツを解説します。

●おもちゃを出しっぱなしにしない
いつでも遊べるような状態では、すぐに飽きてしまいます。遊び終わったら、手の届かないところに片付ける癖をつけておきましょう。
「まだ遊びたい」気持ちでいるところで飼い主さんがさっと切り上げるのも飽きさせないコツです。

●複数のおもちゃをローテーションで回す
おもちゃは何点か購入しておいて、遊ぶおもちゃはローテーションで回していきます。ワンちゃんやネコちゃんが、飽きずに遊んでいる段階で異なるおもちゃに変えるといいでしょう。

安全に遊ぶための注意点

ワンちゃんやネコちゃんはもちろん、飼い主さんも安全に楽しく遊ぶための注意点を解説します。

●おもちゃの状況を定期的にチェック
気づかないうちにおもちゃが壊れていたら危険です。おもちゃは、傷んだところがないか毎回必ずチェックしましょう。もし破損があったら、思い切って処分してください。

清潔にしておくことも大切です。おもちゃに書かれた注意書きに従って、お手入れをします。洗えるおもちゃなら、だ液や汚れをしっかり洗い落としてください。

●人間の手や足をつかって遊ばない
飼い主さんの手や足にじゃれつかせるのは、危険なのでやめましょう。「手や足を噛んでよい」と教えているようなもの。
ネコちゃんの場合は人間を獲物としてとらえるようになるため、飼い主さんがケガをするリスクもあります。子犬・子猫のときは反応がかわいいので、ついつい手で遊びがちです。注意しましょう。

まとめ

ワンちゃんやネコちゃんにとって、おもちゃは遊ぶだけでなく欲求を満たしてストレスを解消する大切なアイテム。一緒に遊ぶことで、飼い主さんとの絆を深める役割もあります。まずはワンちゃんやネコちゃん専用を選び、さらに年齢や体の大きさにあったものを選びましょう。一人遊び用と飼い主さんと一緒に遊ぶおもちゃを用意することも大切です。

愛犬愛猫の安全のためにも、おもちゃに傷みなどがないかもチェックします。人間の手や足で遊ばせるのは危険なので、注意してくださいね。

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