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ドッグセラピスト
安藤夏子
犬が散歩に行きたい時のサインや行動

お散歩に行きたいサインや行動①お散歩グッズを取りに行く

犬は散歩に行きたいと感じると、お散歩グッズを取りに行くことがあります。
これは犬が散歩に関連するアイテムを持ってくることで、飼い主さんに散歩の意思を伝える行動です。

具体的な行動としては、以下のようなものがあります。

①リードやハーネスを咥える
犬が散歩に行きたいと感じると、リードやハーネスを咥えることがあります。
これは飼い主さんに対して「散歩に行こう」と促すサインです。
犬は自分でリードを咥えて持っていこうとすることもあります。

②飼い主さんの元にお散歩グッズを持ってくる
 犬が散歩に行きたいと感じると、お散歩グッズを飼い主さんの元に持ってくることがあります。
 リードやハーネスが置かれている場所に向かって行き、それを飼い主さんさんに差し出す行動をします。

③お散歩グッズを探し回る
 犬が散歩に行きたいと感じると、家中や特定の場所でお散歩グッズを探し回ることがあります。
 リードやハーネスがしまわれている場所を探し、見つけると興奮して飼い主さんに持っていこうとする行動をします。

これらの行動は犬が散歩に行きたいという意思を示すものであり、飼い主さんとのコミュニケーションの一環として捉えることができます。
犬がお散歩グッズを持ってくることで、飼い主さんは犬の欲求を理解し、適切なタイミングで散歩に行くことができますね。

ただし、飼い主さんとの関係性や犬の個性によっても異なる場合があります。
一部の犬は自発的にお散歩グッズを持ってくる傾向がありますが、他の犬はそうでない場合もあります。
犬との信頼関係や訓練の進行に応じて、この行動が見られるようになることが多いようです。

お散歩に行きたいサインや行動②犬が予想される散歩時間に興奮する

犬はルーティンや日常のパターンに敏感な生き物です。
特に散歩の時間帯になると、犬は興奮し、飼い主さんの周りをウロウロしたり、興奮して鳴いたりすることがあります。
これは犬が散歩に行くことを楽しみ、期待しているサインです。

予想される散歩時間に興奮する行動の一例を挙げますね。

①ウロウロする
 散歩の時間帯になると、犬は興奮して飼い主さんの周りをウロウロし始めます。
 リビングルームや玄関の周辺をパトロールしたり、興奮して部屋を駆け回ったりすることがあります。

②吠える
 犬が散歩の時間に興奮すると、吠えることがあります。
ワンワンと鳴く、ハウリング(遠吠え)するなど、犬種や個体によってさまざまな鳴き声が出ることがあります。
これは犬が飼い主さんに散歩の要望を伝えようとする行動です。

③リードを持ってくる
 犬が散歩の時間を予測し興奮している場合、リードを持ってきて飼い主さんに渡そうとすることがあります。
 犬は自分のお散歩グッズを持つことで、散歩に行きたいことを伝えています。

④ドアや玄関の方向に向かって行動する
 散歩の時間に興奮した犬は、ドアや玄関の方向に向かって行動することがあります。
 玄関のドアの前で待ったり、玄関に座って待機したりすることがあります。

これらの行動は犬が散歩の時間を楽しみ、興奮していることを表しています。
犬はルーティンやパターンを覚えることが得意であり、散歩の時間が近づくとそれに対して興奮する傾向があります。

お散歩に行きたいサインや行動③飼い主さんに対する催促行動

犬が飼い主さんに対して催促行動を行うことはよくあります。
これは犬が特定の欲求や要求を伝えるための行動です。
以下に、飼い主さんに対する催促行動の一例を詳しく説明します。

①足元に寄り添う
犬が飼い主さんの周りに寄り添って座ったり、足元に近づいて来たりすることがあります。
これは犬が飼い主さんの注意を引こうとしているサインです。
犬は身体的な接触によって飼い主さんに対して自分の要求や欲求を伝えようとします。

②目で見つめる
犬がじっと飼い主さんを見つめる行動は、散歩の要求や関心を示すことがあります。
犬は飼い主さんの目線を捉えることができるため、目で見つめることで「散歩に行きたい」「外に出たい」と伝えようとします。

③尾を振る
犬が尾を振る行動は、喜びや興奮を表すサインです。
散歩は犬にとって楽しい活動であり、尾を振ることで飼い主さんに対して「散歩に行こう!」とアピールすることがあります。

④興奮して歩き回る
犬が興奮して周りを歩き回る行動は、散歩の期待や待ち遠しさを表すものです。
犬はエネルギッシュな動きや興奮状態で体を動かすことで、散歩に対する興奮を表現します。

⑤吠える
犬が飼い主さんに対して吠えることも催促行動の一つです。
吠えることで注意を引き、自分の要求や欲求を伝えようとします。
例えば、散歩や食事の要求、トイレのサインなど、吠え声の種類や状況によって異なる意味がある場合があります。

まとめ

これらのサインや行動は、犬が散歩に行きたいという気持ちを飼い主さんに伝える方法の一部です。
一般的な行動ですが、個々の犬によって異なる場合もあります。
犬種や個体の性格、訓練の程度などによって、それぞれの犬が異なったサインを示す場合があります。
したがって、飼い主さんは自身の犬の個別の行動やサインを理解するために注意深く観察し、犬とのコミュニケーションを深めることが重要です。
散歩のリクエストを正しく理解するためには、犬の行動を総合的に判断し、その犬の特定のサインやパターンに注目することが必要です。

しかし犬の体内時計は比較的正確です。
ですから毎回要求に応えてしまうと、これらの行動をすれば散歩に連れて行ってもらえる、要求が通ると学習してしまいます。
仕事が忙しかったり、雨だったり必ず連れて行って上げられないのであれば、その要求は時には無視をしたりして散歩の時間も決めない方が良いでしょう。

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