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トリマー
坂本 はるか
愛犬のストレス発散には室内遊びがおすすめ!遊ぶ際の注意点もご紹介

室内遊びがおすすめの理由

愛犬のストレス発散に室内遊びがおすすめの理由は2つあります。1つ目は、飼い主とのコミュニケーションを密に取ることができるので、信頼関係が築けるという点です。

室内遊びのなかには、犬だけで楽しむモノだけでなく、飼い主と一緒に共同作業を行う遊びがあります。犬は社会性の高い生き物で、仲間同士での共同作業を本能的に好むと言われています。そのため飼い主との作業は、愛犬のストレス発散につながります。

次に、天候に左右されずに遊べるという点が挙げられます。雨の日以外にも暑い日や寒い日でも、空調の効いた室内であれば快適に遊ぶことができます。

おすすめの室内遊び

ここからは、おすすめの室内遊びを3つ紹介します。


・引っ張りっこ
長いひも状のおもちゃを用意して、おもちゃのはしを飼い主と犬がそれぞれ持ち、引っ張り合いをする遊びです。始めにおもちゃを愛犬の目の前で左右・前後に動かします。犬がおもちゃのはしを噛んだら引っ張り合いをスタートしましょう。遊びに使うおもちゃは、頑丈で長めのモノを選ぶことをおすすめします。

引っ張りっこのときには、犬が興奮してヒートアップしてきたら一度辞めることが大切です。興奮状態のまま遊びを続けると、飼い主の手を誤って噛むなどの事故に繋がる可能性があります。遊びの前に「離せ」というコマンドを愛犬に教えておくと安心して遊べます。


・宝探しゲーム
ドッグフードやおやつなどを隠して、愛犬に見つけてもらうゲームです。愛犬のケージの中や部屋の中など狭いスペースから始めて、慣れてきたら家の中全体を使って遊びましょう。ドッグフードを隠すときには、紙コップなどに入れて隠すと難易度が上がります。宝探しゲームに慣れてきたら、ぜひ挑戦してみてください。

もっと手軽に宝探しゲームをしたい方には、知育トイがおすすめです。知育トイとは、溝や穴の中に入って取り出しにくいおやつを、犬が頭を使って取り出す方法を考えるおもちゃです。

知育トイには、おやつを隠すためのポケットがたくさんついたマット状のおもちゃや、転がしたり持ち上げたりするとおやつが出てくるおもちゃなどさまざまな種類があります。愛犬が遊びやすい形状とサイズのモノを選びましょう。


・とってこい遊び
ボールなどのおもちゃを投げて愛犬にとりに行かせ、飼い主の元まで戻ってくるという遊びです。とってこい遊びをするには、室内でもある程度の広さが必要です。散歩に行けないときの運動の代わりになり、愛犬とのコミュニケーションの時間にもぴったりです。

とってこい遊びをするときのおもちゃは、愛犬が丸呑みする危険性がない大きさのモノを選びましょう。また、飼い主の元まで戻ってくるのが難しい場合は、ひも付きのおもちゃがおすすめです。

室内遊びの注意点

室内で遊ぶ際には、いくつか注意すべきことがあります。ここでは、室内遊びの注意点を3つ紹介します。


・滑り止め対策を行う
自宅の床がフローリングなどの表面がツルツルとしている材質の場合、遊ぶ前に滑り止め対策をしておくことが大切です。表面がツルツルした床は、愛犬が走ったりジャンプしたりした際に、上手く止まることができずに転倒する恐れがあります。

また滑りやすい床で動き回ることは、犬の腰や関節に負担をかけるため、股関節形成不全やヘルニアなどの病気の原因になる可能性があります。

愛犬と安全に室内で遊ぶためには、フローリングなどの床にマットやカーペットなどを敷いて滑り止め対策を行いましょう。使用する敷物は、ペット用のマットやカーペットを用意すると、防滑効果だけでなく撥水加工や防臭加工がされているため、掃除を楽にすることができます。

フローリングの範囲が広い場合は、ペット用のワックスなどを使用し、滑り止め対策を行うこともおすすめです。


・室内を片付ける
愛犬と遊ぶスペースは事前に片付けておきましょう。角がとがった家具などがある場合は、愛犬と遊ぶスペース以外の場所に移動させておくと安全です。移動が難しい大型の家具であれば、緩衝材などを角に巻きつけるとケガを予防できます。

特に注意が必要なのは、愛犬が誤飲してしまう大きさの小物です。例えば電池や子供用のおもちゃなど、小さなモノは誤って犬が飲み込んでしまう恐れがあります。愛犬が飲み込んでしまいそうなモノは、片付けておくことが重要です。


・興奮させすぎない
室内遊びの途中で愛犬が興奮してきたら、一度休憩させる必要があります。犬は興奮状態になると、飼い主の指示を聞くことができなくなり、部屋の中で暴れたり飼い主を攻撃したりと問題行動に発展する可能性があります。

犬がしきりに唸ったり、体の動きが大きくなったりなどの様子がみられたら、お座りや伏せをして休ませます。愛犬が落ち着いてから、遊びを再開しましょう。

愛犬とのコミュニケーションに「室内遊び」を取り入れましょう

今回は、おすすめの室内遊びや室内遊びをする際の注意点について紹介しました。室内遊びは天候を気にすることなく遊ぶことができるので、雨の日や暑い日などの運動として最適です。飼い主と愛犬とのコミュニケーションの時間にもなり、愛犬のストレス解消につながります。

室内で安全に遊ぶ際には、滑り止め対策や物を片付けておくことが大切です。また愛犬が興奮してきたら、一度休憩を入れるなどして興奮状態が長く続かないように、飼い主がコントロールする必要があります。

今回紹介したおすすめの室内遊びで、ぜひ愛犬との絆を深めてみてください。

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